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J-GLOBAL ID:201002239069781034   整理番号:10A0378081

CB1カンナビノイド受容体はAKT/グリコーゲンシンターゼキナーゼ-3β/β-カテニンシグナル伝達を通じてニューロン前駆細胞を増殖させる

CB1 Cannabinoid Receptors Increase Neuronal Precursor Proliferation through AKT/Glycogen Synthase Kinase-3β/β-Catenin Signaling
著者 (6件):
資料名:
巻: 285  号: 13  ページ: 10098-10109  発行年: 2010年03月26日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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小脳の初期発生で顆粒細胞前駆細胞(GCP)にはカンナビノイドCB1受容体が存在することを示した。in vitroで,HU-210によりCB1受容体を活性化すると,GCPは増殖した。この効果は,選択的CB1アンタゴニストで阻害された。In vivoの実験では,HU-210の長期投与によりGCPは増殖し,CB1欠失マウスでは,野生型の同腹マウスに比べGCPの増殖は著しく低かった。このことから,エンドカンナビノイド系がGCP増殖の制御に生理的に関与していることが示された。GCPで,カンナビノイドの増殖以前の効果は,CB1/AKT/グリコーゲンシンターゼキナーゼ-3β/β-カテニン経路で媒介された。脳室下部由来のニューロン前駆細胞の培養でも,この経路の関与は確認された。以上の知見から,脳の発達時に,エンドカンナビノイドが,ニューロン前駆体増殖に対し広範囲の効果を発揮する脂質シグナル伝達のきっかけとなることが示唆された。
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分類 (2件):
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中枢神経系  ,  細胞生理一般 
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