文献

J-GLOBAL ID：201002239074191210   整理番号：10A0955740

機能性薄膜技術の最新動向と応用展開 ジルコニア電解質の薄膜化による低温作動型燃料電池の開発

著者 (5件)： 鈴木俊男 (産業技術総合研) ,  山口十志明 (産業技術総合研) ,  濱本孝一 (産業技術総合研) ,  藤代芳伸 (産業技術総合研) ,  淡野正信 (産業技術総合研)
資料名： 工業材料  (Engineering Materials)
巻： 58  号： 10  ページ： 45-48  発行年： 2010年10月01日 
JST資料番号： F0172A  ISSN： 0452-2834  CODEN： KZAIA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： SOFCの概要を示した。より低温(700°C以下)でのSOFCの運転を目指した材料・製造プロセス開発が進められており,電解質の薄膜化も有効な運転温度低温化技術である。ジルコニア系セラミックを用いた電解質薄膜化による取り組みを紹介した。粒子分散性の高い電解質スラリーのティップコーティングにより,粉体粒子を規則配列でき,1μmオーダで膜厚を制御できた。さらに,薄膜基板の焼結による収縮を利用してより低温での緻密化が達成できた。従来800~1000°Cで運転使用されていたYSZを用いるSOFCの運転温度の低減が可能である。

シソーラス用語： *酸化ジルコニウム ,  固体電解質 ,  燃料電池 ,  *固体酸化物燃料電池 ,  焼結 ,  緻密化 ,  スラリー ,  セラミック ,  酸化イットリウム ,  基板 ,  燃料電極 ,  浸漬 ,  薄膜 ,  温度
準シソーラス用語： YSZ【セラミック】 ,  運転温度 ,  成膜 ,  *低温作動型燃料電池 ,  電解質薄膜

分類 (2件)： 燃料電池  (YB04040V) ,  酸化物薄膜  (BK14050P)

タイトルに関連する用語 (10件)： 機能性薄膜 ,  最新動向 ,  応用 ,  展開 ,  ジルコニア ,  電解質 ,  薄膜化 ,  低温 ,  燃料電池 ,  開発