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J-GLOBAL ID：201002239101412755   整理番号：10A0200988

Nbマイクロアロイド鋼の熱間変形中の回復と再結晶の溶質ドラッグの効果についてのモデル化

Modeling the Effect of Solute Drag on Recovery and Recrystallization during Hot Deformation of Nb Microalloyed Steels

著者 (1件)： BAECKE Linda (Dalarna Univ., Borlaenge, Sweden/SSAB Strip Products)
資料名： ISIJ International (Iron and Steel Institute of Japan)  (ISIJ International (Iron and Steel Institute of Japan))
巻： 50  号： 2  ページ： 239-247 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： F0100A  ISSN： 0915-1559  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Nbマイクロアロイ鋼の熱間変形中の回復と再結晶の溶質ドラッグの効果を新たに開発したミクロ組織モデルを用いてモデル化した。モデルは転位理論に基づくもので,計算された転位密度により再結晶に必要な駆動力を決定する。亜結晶は再結晶核として作用して,そして,再結晶開始には必要な臨界寸法と配置に達しなければならない。モデルでは,溶液におけるNbの溶質ドラッグ効果を記述した。Nbは転位と結晶粒界運動とを抑制させながら,回復と再結晶の両方を遅延させる。計算結果を応力緩和と組み合わせた軸対称圧縮試験から実験結果と比較した。溶質ドラッグ効果のモデル化のため,実験はNb(C,N)の析出は起こらない温度で実施した。圧縮試験での計算流れ応力は実験データと良好に適合した。また,緩和試験での計算結果も実験データと良好な一致を示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *マイクロアロイド鋼 ,  回復 ,  *再結晶 ,  相互作用 ,  モデリング ,  転位密度 ,  結晶核形成 ,  圧縮試験 ,  応力緩和 ,  結晶粒界
準シソーラス用語： *熱間変形 ,  溶質ドラッグ ,  モデル化 ,  亜結晶

分類 (1件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N)

引用文献 (27件)：

• 1) L. J. Cuddy: Proc. of Thermomechanical Processing of Microalloyed Austenite, The Mettallurgical Society/AIME, Pittsburgh, Pennsylvania, USA, (1982), 129.
• 2) I. Weiss and J. J. Jonas: Metall. Trans. A, 10A (1979), 831.
• 3) S. Yamamoto, C. Ouchi and T. Osuka: Proc. of Thermomechanical Processing of Microalloyed Austenite, The Mettallurgical Society/AIME, Pittsburgh, Pennsylvania, USA, (1982), 613.
• 4) J. W. Cahn: Acta Metall., 10 (1962), 789.
• 5) M. Hillert and B. Sundman: Acta Metall., 24 (1976), 731.

タイトルに関連する用語 (6件)： Nb ,  マイクロアロイド鋼 ,  回復 ,  再結晶 ,  溶質ドラッグ ,  モデル化