文献

J-GLOBAL ID：201002239123833312   整理番号：10A1541110

異なった疎水性を持つ分散染料による軟化ポリ乳酸繊維中における色堅牢度及び熱マイグレーションの評価

Evaluation of colour fastness and thermal migration in softened polylactic acid fabrics dyed with disperse dyes of differing hydrophobicity

著者 (5件)： AVINC Ozan (Pamukkale Univ., Denizli, TUR) ,  WILDING Mike (Univ. Manchester, Manchester, GBR) ,  BONE John (Strawberry Hill, Dorset, GBR) ,  PHILLIPS Duncan (Colour Synthesis Solutions Ltd, Bury, GBR) ,  FARRINGTON David (Common, Derby, GBR)
資料名： Coloration Technology  (Coloration Technology)
巻： 126  号： 6  ページ： 353-364  発行年： 2010年 
JST資料番号： C0357A  ISSN： 1472-3581  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリ乳酸繊維は軟化点が低いために分散染料で染色した場合,加熱処理過程において染料が熱マイグレーションする可能性がある。染料が繊維表面に移動した場合は耐洗濯性が低下する。異なった疎水性を持つ5種類の分散染料でポリ乳酸繊維織物を染色して熱マイグレーション性を調べた。ポリエステル繊維について柔軟剤の疎水性が熱マイグレーション性に影響することが知られているのでこれについても調べた。対照としてポリエステル繊維でも試験した。染料の熱マイグレーション度はK/S値(散乱係数/吸収係数)の変化によって評価した。その結果,ポリ乳酸繊維については染料及び柔軟剤の疎水性と染料の熱マイグレーション性との関係は認められなかったが,ポリエステル繊維では認められた。

シソーラス用語： *ポリ乳酸 ,  *ポリエステル繊維 ,  軟化点 ,  *分散染料 ,  染色 ,  *熱処理 ,  *マイグレーション【化学物質】 ,  熱特性 ,  表面拡散 ,  耐洗濯性 ,  *疎水性 ,  柔軟剤 ,  係数 ,  吸収係数 ,  *染色堅ろう度
準シソーラス用語： 散乱係数 ,  表面移動

分類 (2件)： 浸染,捺染  (YM06040Q) ,  染色からみた染料  (YM06050B)

タイトルに関連する用語 (8件)： 疎水性 ,  分散染料 ,  軟化 ,  ポリ乳酸繊維 ,  色 ,  堅牢 ,  マイグレーション ,  評価