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J-GLOBAL ID：201002239143276355   整理番号：10A1382477

ポリ(ヒドロキシ酪酸)とソーダリグニンの混合物の熱安定性と混和性

Thermal stability and miscibility of poly(hydroxybutyrate) and soda lignin blends

著者 (3件)： MOUSAVIOUN Payam (Sugar Res. and Innovation, Centre for Tropical Crops and Biocommodities, Queensland Univ. of Technol., GPO Box 2343 ...) ,  DOHERTY William O.S. (Sugar Res. and Innovation, Centre for Tropical Crops and Biocommodities, Queensland Univ. of Technol., GPO Box 2343 ...) ,  GEORGE Graeme (School of Physical and Chemical Sciences, Queensland Univ. of Technol., GPO Box 2343, Brisbane, AUS)
資料名： Industrial Crops and Products  (Industrial Crops and Products)
巻： 32  号： 3  ページ： 656-661  発行年： 2010年11月 
JST資料番号： W0732A  ISSN： 0926-6690  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリ(ヒドロキシ酪酸)(PHB)とソーダリグニンの混合物の熱的性質と混和性を,熱重量分析(TGA),示差走査熱量測定法(DSC),走査電子顕微鏡(SEM)およびフーリエ変換赤外分光分析(FTIR)によって,全配合の範囲にわたって調べた。ソーダリグニンの添加がPHBの分解を低温にシフトさせても,PHB/リグニン混合物は熱的にPHBよりも広い温度域にわたって安定であった。TGAで測定されたこれらの混合物の熱挙動は,40wt%までのソーダリグニンを含む混合物の親和性を示唆した。これらの結果は,ガラス転移温度(T_g)のデータと深い関係を示し,これらの混合物からは同一のT_gが得られた。FTIRデータは,40%以上のソーダリグニンを含む本混合物の混和性は,リグニン内の反応性官能基とPHBのカルボニル基との間の特異的な水素結合相互作用と関係があることを示唆した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ポリヒドロキシ酪酸 ,  *リグニン ,  混合物 ,  熱安定性 ,  相溶性 ,  ガラス転移点
準シソーラス用語： *ソーダリグニン ,  混和性 ,  ガラス転移温度

分類 (2件)： 木材化学  (FF05040V) ,  ポリエステル,アルキド  (YH07070P)

タイトルに関連する用語 (6件)： ヒドロキシ酪酸 ,  ソーダ ,  リグニン ,  混合物 ,  熱安定性 ,  混和性