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J-GLOBAL ID：201002239180445345   整理番号：10A0452811

アルミニウムの腐食のおはなし その5

著者 (2件)： 大谷良行 (古河スカイ) ,  兒島洋一 (古河スカイ)
資料名： Furukawa-Sky Review  (Furukawa-Sky Review)
号： 6  ページ： 46-50  発行年： 2010年04月01日 
JST資料番号： L7434A  ISSN： 1880-134X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 連続噴霧腐食試験とサイクル腐食試験おける腐食条件について文献を引用して考察する。促進腐食試験環境について,雰囲気相対湿度(RH),塩化物イオン濃度との平衡関係をもとに,NaClについてRHと水膜付着量(水膜厚さ)と付着塩量(Cl^-イオン濃度)の関係を示す。次いで,JIS H8502に規格化された噴霧・乾燥・湿潤のサイクルに適応し,Al-1%Mn合金,さらに1%Cuあるいは2%Znを加えた合金のNaCl溶液に対する腐食電位を考慮して合金の腐食順序を考察した。次いで,Tomashovの腐食速度の水膜厚さ依存性をもとに,付着水量と溶存酸素還元の限界電流密度の関係から炭素鋼,Al合金の水膜下の腐食性を考察した。

シソーラス用語： *腐食試験 ,  連続性 ,  繰返し試験 ,  相対湿度 ,  アニオン ,  イオン ,  平衡 ,  *アルミニウム合金 ,  マンガン添加合金 ,  銅添加合金 ,  亜鉛添加合金 ,  腐食電位 ,  腐食速度 ,  液膜 ,  溶存酸素 ,  炭素鋼
準シソーラス用語： 塩化物イオン ,  水膜

分類 (1件)： 腐食基礎理論,腐食試験  (WB03020Q)

引用文献 (30件)：

• 児島洋一: Furukawa-Sky Review, 4(2009), 47.
• 武藤 泉, 杉本克久: 材料と環境, 47(1998), 519.
• 押川 渡, 篠原 正, 元田慎一: 材料と環境, 52(2003), 293.
• 電気化学会編: 電気化学便覧第5版, 丸善,(2000), 99.
• 日本化学会編: 化学便覧基礎編改訂2版, 丸善,(1975), 1196.

タイトルに関連する用語 (2件)： アルミニウム ,  腐食