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J-GLOBAL ID：201002239207762437   整理番号：10A1753431

多ブロック三元共重合体のラメラ内部の垂直と平行ラメラの安定性

Stability of Perpendicular and Parallel Lamellae within Lamellae of Multiblock Terpolymers

著者 (5件)： XU Yuci (Fudan Univ., Shanghai, CHN) ,  LI Weihua (Fudan Univ., Shanghai, CHN) ,  QIU Feng (Fudan Univ., Shanghai, CHN) ,  YANG Yuliang (Fudan Univ., Shanghai, CHN) ,  SHI An-Chang (McMaster Univ., Ontario, CAN)
資料名： Journal of Physical Chemistry B  (Journal of Physical Chemistry B)
巻： 114  号： 46  ページ： 14875-14883  発行年： 2010年11月25日 
JST資料番号： W0921A  ISSN： 1520-6106  CODEN： JPCBFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 自己無撞着平均場理論の擬スペクトル法を用いることによってAと組成対称(BC)_nB(または(BC)_n)の等体積分率を有する多ブロック三元共重合体A(BC)_nB(またはA(BC)_n)の相挙動を調べた。新成分をABジブロック共重合体に導入することによって,種々の構築物をもつABC三元共重合体を合成できる。ABCトリブロック共重合体について,二種類のトポロジー:直鎖状と星型がある。これらの先の研究から,ABCトリブロック共重合体はブロック数を変えることと構築物を制御することによって異なる長さ規模を含む新構造を利用するプラットホームを提供できることが明らかになった。これらの三元共重合体はラメラ内部に垂直または平行ラメラの階層ラメラ相へ自己集合でき,平行相中のB/C薄膜層を変えることができる。三種類の相互作用パラメータ,χ_ABN,χ_ACN及びχ_BCNによってこれらの階層ラメラ相間の相対的安定性を同調できる。この計算で二次元相図,三次元相図の断面積を決定した。垂直相がχ_ACN≦χ_ABN<χ_BCNの事例でのみ安定であるという結論はBateらによる実験観察と一致している。更に,この結果は垂直相の存在が両型の異なるn値を有する三元共重合体A(BC)_nBとA(BC)_n中,A(BC)_nの特殊な事例,すなわちABC直鎖三元共重合体に対してさえで一般的であることを示唆した。

シソーラス用語： 多元共重合体 ,  *トリブロック共重合体 ,  *位相幾何学 ,  体積率 ,  化学組成 ,  *層状組織 ,  階層構造 ,  *自己集合 ,  状態図 ,  断面積 ,  安定性 ,  関数近似 ,  相互作用パラメータ ,  二次元 ,  三次元 ,  相転移 ,  SCF法 ,  平均場近似 ,  相平衡 ,  星状重合体
準シソーラス用語： トポロジー ,  擬スペクトル法 ,  三元共重合体 ,  自己無撞着場法 ,  星型ポリマ ,  層状構造 ,  相挙動 ,  相図 ,  体積分率

分類 (1件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

タイトルに関連する用語 (4件)： 三元共重合体 ,  ラメラ ,  垂直 ,  安定性