抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ブラジルのNational Agency for Land Transport (ANTT)は,長い間提案されたRio de Janeiro~Sao Paulo間の高速線建設に対し公的協議を開始した。2010年1月にRio他2都市でプレゼンテーションを開催した。最近の研究は,望ましい経路の開発,交通予測の完成し,運行レベル提案までプロジェクトをかなり改良した。現在,提案は,Sao Paulo以遠Campinasの工業センターに延長する511kmのルートをカバーする。ブラジル政府は,2月中に初期文書を公表し,プロジェクト開始を意図して2010年末に入札プロセスのスタートを目指す。ここでは,本プロジェクトの研究,経路,需要予測,運行パターン,建設パラメータ,経費と収益,建設スケジュールを含めて概説した。提案経路はSerra da MantiqueiraとSerra do Mar間の発達地域を経由するリオ~サンパウロ在来線と自動車道路が続く回廊沿いに敷設する。駅はRioのBarao de MauaからCampinasまで11駅を設置する。列車はRio~Sao Paulo間無停車急行列車,全中間駅停車Rio~Campinas間地域長距離列車,Sao Jose dos Campos~Campinas間短距離シャトル列車の3種を設定する。路線の約3分の2は,水平で設計され,約90kmまたは18%がトンネル,108km(21%)が橋梁又は高架橋である。最急勾配3.5%,最小曲線半径7200m,許容静軸重25t,軌間1435mm,電圧25kV50Hz,最高速度300km/hである。建設総経費を約350億reaisと見積もった。