抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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職場は適正な栄養を保証するため,地域社会に根差した管理可能な環境である。本研究はブラジルサンパウロ首都圏の化粧品工場における成人労働者の食事の質及び関連する諸因子の評価を目的とするものである。この工場は労働者の栄養学的健康の確保のため創設されたブラジル労働者食事計画に積極的に参加している。この横断的研究において202人の成人労働者についてのデータを質問票(社会人口統計学,人体測定及び生活スタイル特徴)を使用して2006年8-9月の間に調査した。24時間の食事想起により測定した食事摂取量を改良健康的食事指標(HEI)の算定に使用した。24時間食餌想起をランダムサブサンプルに繰り返し実施し摂取の個体内変動を補正した改良インデックスHEIを計算した。平均補正改良HEIのスコアは多重線形回帰を使用し分析しエネルギー補正を行った。平均補正改良HEIスコアは72.3±8.0であった。成分の補正改良HEIスコアの最低はミルクと乳製品(4.4±3.2)及びナトリウム(3.7±3.1)であった。2%の労働者は貧弱な食事をとって(補正改良HEIスコア<51ポイント)大多数の(87%)労働者は食事プログラムへの参加にもかかわらず改良を要する食事(補正改良HEI 51-80)をとっていた。補正改良HEIスコアは男性において(74.7±7.0)女性より(66.9±8.2)高く,ボディマスインデックスが正常値(73.3±7.8)のヒトが体重超過肥満(70.9±8.1)のヒトよりかなり高かった。これらの結果から,大多数の労働者は改善を要する食事をとっており,高品質の食事を取っているヒトは低いボディマスインデックスを示し,男性である傾向がある事が分かった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.