文献
J-GLOBAL ID:201002239316412993   整理番号:10A0123084

Purkinje細胞はNeph3およびE-カドヘリン陽性小脳腹側帯祖先から生じる

Purkinje cells originate from cerebellar ventricular zone progenitors positive for Neph3 and E-cadherin
著者 (9件):
資料名:
巻: 338  号:ページ: 202-214  発行年: 2010年02月15日 
JST資料番号: C0522A  ISSN: 0012-1606  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
GABA作動性Purkinje細胞(PC)は,小脳皮質からの一次アウトプットを提供し,それは,運動と姿勢を制御する。PC分化の機構は,十分研究されてきたが,PCの正確な起源と最初の特異化機構は,まだ明らかにさていない。ここでは,小脳および脊髄のGAGA作動性祖先選択的細胞表面マーカーNeph3を同定した。それは,GABA作動性ニューロン発生の必須な調節剤であるPtf1aの直接の下流標的遺伝子である。FACSを用いて,Neph3+GABA作動性祖先を胚の小脳から選別し,この集団の細胞運命をin vitroでの培養によりマッピングした。E12.5のマウス小脳から選別したNeph3+集団のほとんどは,PCに分化するように運命付けられたが,残りの小さいNeph3+細胞部分は,Pax2+介在ニューロンの祖先であり,それらは,深部小脳核GABA作動性ニューロンである可能性がある。これらの結果は,Neph3プロモーター駆動GFPを発現しているトランスジェニックマウスを使った短期間in vivo系譜追跡実験により確認された。さらに,E-カドヘリンを背側に局在した小脳Neph3+細胞の小集団で選択的に発現されるマーカーとして同定した。選別実験は,胚の小脳内のNeph3+E-カドヘリンhigh集団はPC祖先を限定するが,Pax2+介在ニューロン祖先は,Neph3+E-カドヘリンlow集団に多いことを明らかにした。まとめると,これらの結果は,異なる小脳GABA作動性亜型を生み出す空間的に境界を画定する2つの小領域を同定し,小脳原基の腹側帯内にPCの起源を明らかにする。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
発生と分化 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る