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J-GLOBAL ID:201002239316526700   整理番号:10A1000497

ミクロフルイディクスデバイスに流れる低酸素赤血球から放出された一酸化窒素の直接プレートリーダ測定

Direct Plate-Reader Measurement of Nitric Oxide Released from Hypoxic Erythrocytes Flowing through a Microfluidic Device
著者 (2件):
資料名:
巻: 82  号: 17  ページ: 7492-7497  発行年: 2010年09月01日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ミクロフルイディクスをベースにした分析システムは細胞分析に好ましい種々の特徴を有している。著者らは,先に赤血球存在状態での多重被検質検出において,検出器としてCCDカメラを用いた蛍光マクロ立体顕微鏡を利用できることを示したが,この方法は顕微鏡イメージング領域によって処理能力が制限された。このため本研究では低酸素性赤血球からの一酸化窒素放出を解析するための検出器としてマイクロプレートリーダを利用したミクロフルイディクデバイスを開発し,哺乳類細胞から直接放出された被検質の蛍光に基づいた定量によってその性能を評価した。ここに用いた定量法は低酸素性緩衝液に曝露した赤血球から放出された一酸化窒素を蛍光プローブによって測定するもので,ポリジメチルシロキサンデバイスチャンネルに赤血球をポンピングし,これらの細胞から放出された一酸化窒素をプローブの多孔性ポリカーボネート膜に流した。低酸素性赤血球からの一酸化窒素放出は6.9±1.8μMであった。再現性,検出限界,ダイナミックレンジ及び最適膜ポア直径を明らかにした。一酸化窒素の放出については,赤血球によって一酸化窒素がニトロソチオールとして運搬され,低酸素条件への赤血球の曝露によって,血流中へ一酸化窒素が放出される機構をとるものと推論した。
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分類 (4件):
分類
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無機化合物一般及び元素  ,  赤血球  ,  流体式制御機器  ,  分光分析 
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