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J-GLOBAL ID：201002239340453080   整理番号：10A0577995

厳冬の減少は山地のカエル個体群の生存率を増大する

Decreased winter severity increases viability of a montane frog population

著者 (2件)： MCCAFFERY Rebecca M. (Univ. Montana, MT) ,  MAXELL Bryce A. (Univ. Montana, MT)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 107  号： 19  ページ： 8644-8649  発行年： 2010年05月11日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 繁殖生物季節学と病気の発生は温暖化と関連付けられてきたが,両生類の個体繁殖率と個体群動態に及ぼす気候変動の影響はほとんど評価されてこなかった。著者らは,モンタナ州のBitterroot山地(2200m)で2000年から2008年の9年間,コロンビアヒョウガエル(Rana luteiventris)の個体群統計学から,気候変数,年生存率と繁殖率,個体群増加率の間の関係を評価した。その結果,厳冬の減少とともに生存率と繁殖確率が増加した。従って,厳冬の少ない温暖化はこの山地カエル個体群の生存能力を促進すると考えられる。

シソーラス用語： *カエル ,  *生存率 ,  個体群 ,  モンタナ州 ,  地球温暖化 ,  統計学 ,  両生類 ,  *気候変動 ,  降雪量 ,  山岳地 ,  生態 ,  生物学
準シソーラス用語： デモグラフィ ,  生物季節学 ,  積雪水量 ,  繁殖生態

分類 (2件)： 個体群生態学  (EE03030S) ,  気候学,気候変動  (DC05140T)

タイトルに関連する用語 (4件)： 山地 ,  カエル ,  個体群 ,  生存