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J-GLOBAL ID:201002239349934502   整理番号:10A0555125

単層カーボンナノチューブと分散ナノダイアモンドの新奇なナノカーボン複合体:構造とγ線照射にともなう階層的欠陥の成長

Novel nanocarbon hybrids of single-walled carbon nanotubes and dispersed nanodiamond: Structure and hierarchical defects evolution irradiated with gamma rays
著者 (3件):
資料名:
巻: 107  号: 10  ページ: 104308  発行年: 2010年05月15日 
JST資料番号: C0266A  ISSN: 0021-8979  CODEN: JAPIAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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真に正方晶-三方晶ナノ複合体を形成する,単層カーボンナノチューブ(SWCNT)と超分散ナノダイアモンド(UDD)の新奇なナノカーボン複合体について,γ線の照射がある場合と無い場合の,その構造と物理的性質について報告する。それらに,50,100,および103kGyまでγ線照射を照射し,電子顕微鏡,X線回折,共鳴Raman分光(RS),および,電気測定の分析機器を用いて,特性評価した。実験から,照射によってミクロな欠陥が生じること,および,ナノ複合体は,照射に対して回復力があることを,主要なRSピークの周波数変化から明らかにした。この発見の解釈として,これらの複合系においては,(1)欠陥媒介二重共鳴機構では強度の変化を説明できない,(2)ソフト化,またはq=0選択則の破綻,(3)sp2C(SWCNT)およびsp3C(UDD)の電気陰性度における違いのため,電荷移動と界面での結合不整合が生じている,および(4)ナノダイヤモンドによってナノチューブが安定化されている,という可能性があることを示した。さらに,面内相関距離,あるいはsp2Cクラスタサイズ(La)から,欠陥の性質(電荷欠陥と残留欠陥)を特定することを試みた。γ線照射にともないSWCNTとナノ複合サイトに対するLaが低下する傾向を示すことから,残留あるいは中性欠陥とは著しく異なり,ダングリングボンドで記述される電荷欠陥であることを示唆した。さらに,照射に対して,電気的性質は,構造または振動特性よりも,比較的により不安定である。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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有機化合物の格子欠陥 

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