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J-GLOBAL ID：201002239389439253   整理番号：10A0388286

Nicotiana benthamiana(タバコ属)の葉緑体発育に及ぼすNbSiRサイレンシングのin vivo効果

In vivo effects of NbSiR silencing on chloroplast development in Nicotiana benthamiana

著者 (6件)： KANG Yong-Won (Yonsei Univ., Seoul, KOR) ,  LEE Jae-Yong (Yonsei Univ., Seoul, KOR) ,  JEON Young (Yonsei Univ., Seoul, KOR) ,  CHEONG Gang-Won (Gyeongsang National Univ., Jinju, KOR) ,  KIM Moonil (Korea Res. Inst. Bioscience and Biotechnology, Taejon, KOR) ,  PAI Hyun-Sook (Yonsei Univ., Seoul, KOR)
資料名： Plant Molecular Biology  (Plant Molecular Biology)
巻： 72  号： 6  ページ： 569-583  発行年： 2010年04月 
JST資料番号： W0811A  ISSN： 0167-4412  CODEN： PMBIDB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 植物の亜硫酸レダクターゼ(SiR)は,亜硫酸塩の硫化物への還元を触媒する可溶性蛋白質であり,硫黄の同化と葉緑体(cp)核様体結合蛋白質としての二重の機能を持っている。Nicotiana benthamianaの葉緑体の発育に及ぼすSiR欠乏のin vivo効果を調べた。ウイルス誘導のNbSiRの遺伝子サイレンシングは,葉の黄化と生育遅延をもたらし,この欠陥はシステインの相補によって救済できなかった。またNbSiR:GFP融合蛋白質は葉緑体にターゲッティングされ,cp-核様体と共局在していた。NbSiRのサイレンシングは色素体コード遺伝子類の発現に異なる影響を及ぼし,後期には葉緑体の除去をもたらした。これらの結果は,NbSiRがcp-核様体の代謝,色素体遺伝子の発現,およびチラコイド膜の発育に役割を演じていることを示した。

シソーラス用語： *タバコ属 ,  *葉緑体 ,  遺伝子 ,  *亜硫酸レダクターゼ ,  *遺伝子発現 ,  植物成長 ,  in vivo実験 ,  核様体 ,  ウイルス ,  細胞内分布 ,  チラコイド ,  遺伝子サイレンシング
準シソーラス用語： NbSiR遺伝子 ,  *Nicotiana benthamiana ,  チラコイド膜

分類 (3件)： 酵素生理  (EH02020J) ,  光合成  (EB10020I) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (5件)： Nicotiana ,  タバコ属 ,  葉緑体 ,  発育 ,  サイレンシング