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J-GLOBAL ID：201002239398011894   整理番号：10A0864234

多層カーボンナノチューブを用いた二重成形イソタクチックポリプロピレンナノ複合材料の構造,機械的および熱的研究

Structural, Mechanical and Thermal Studies of Double-Molded Isotactic Polypropylene Nanocomposites with Multiwalled Carbon Nanotubes

著者 (6件)： MINA Md. Forhad (Bangladesh Univ. Engineering and Technol., Dhaka, BGD) ,  HAQUE Md. Akramul (Bangladesh Univ. Engineering and Technol., Dhaka, BGD) ,  BHUIYAN Md. Khairul Hassan (Bangladesh Agricultural Univ., Mymensingh, BGD) ,  GAFUR Md. Abdul (Bangladesh Council of Scientific and Industrial Res., Dhaka, BGD) ,  TAMBA Yukihiro (Suzuka National Coll. of Technol., Suzuka, JPN) ,  ASANO Tsutomu (Shizuoka Univ., Shizuoka, JPN)
資料名： Journal of Applied Polymer Science  (Journal of Applied Polymer Science)
巻： 118  号： 1  ページ： 312-319  発行年： 2010年10月05日 
JST資料番号： C0467A  ISSN： 0021-8995  CODEN： JAPNAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： イソタクチックポリプロピレン(iPP)と各種量の多層カーボンナノチューブ(MWCNT)に基づくナノ複合材料試料を押出と続いて射出成形により調製した。X線回折から,α-結晶の成長が明らかになり,MWCNTは核形成剤としてiPPの結晶化を促進することが分かった。引張強さ,曲げ強さ,Young率,微小硬さなどの機械的性質は,MWCNT含有量の増加に伴い増すことが判明した。示差熱分析および熱重量分析から,MWCNT含有量の増加に伴いナノ複合材料の結晶化温度と融点は上昇し,熱安定性は低下することが明らかになった。MWCNTの添加量による複合材料のこれらの変化について考察した。二重成形法により,充填剤と重合体マトリックス間の優れた接着性を達成できたと結論づけた。

シソーラス用語： *ナノ複合材料 ,  *イソタクチックポリプロピレン ,  *多層カーボンナノチューブ ,  添加物効果 ,  押出 ,  射出成形 ,  X線回折 ,  引張強さ ,  曲げ強さ ,  Young率 ,  微小硬さ ,  結晶化 ,  融点 ,  熱安定性 ,  結晶核形成 ,  示差熱分析 ,  熱重量分析

分類 (1件)： 性質・試験一般  (YH02010S)

タイトルに関連する用語 (4件)： 多層カーボンナノチューブ ,  イソタクチックポリプロピレン ,  ナノ複合材料 ,  熱的研究