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J-GLOBAL ID:201002239421372530   整理番号:10A0231371

バイオエタノール蒸留残渣液の農業利用について-土壌環境およびトマト・ダイコンの生育・品質に与える影響-

Study of Application of Vinasse from Bio-ethanol Production to Farmland-Influence of tomato and red radish growth and soil environment-
著者 (2件):
資料名:
号: 265  ページ: 1-7  発行年: 2010年02月25日 
JST資料番号: S0345A  ISSN: 1882-2789  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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糖蜜を原料とするバイオエタノール生産においては,製造過程に低pHで,高BODの蒸留残渣液が多量に排出される。この残渣液の処理はバイオエタノールの持続生産の制限要因となる。本研究では,残渣液を肥料として農地に還元する可能性を検討するため,残渣液の性質を明らかにし,残渣液の肥料としての有効性と土壌環境に与える影響を室内実験と圃場施用試験を行い検討した。その結果,残渣液はカリウム含量が他の養分に比べて多く,塩素を多く含み,CODや色素が高かった。慣行肥料の窒素代替として,残渣液を大量に農地還元する場合,特に施用初期において窒素飢餓を生ずることや,降雨時の塩素イオンや色素の溶脱による地下水の汚染が制限要因となり,施用時期と施用土壌条件などを十分に考慮する必要がある。ただし,トマトとダイコンの生育において,慣行肥料のカリ成分の1/3程度の残渣液の農地還元は有効であることが明らかになった。(著者抄録)
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分類 (2件):
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資源回収利用  ,  肥料一般 
引用文献 (4件):
  • BOOTH, R. J. The reticulation of ethanol stillage through irrigation systems and its use for fertilisation of sugarcane in Zimbabwe. Agricultural Water Management. 1990, 17, 1, 49-58
  • ISHIZAWA, S. Studies on the nitrification in soil with special preference to the population of nitrifier ; Part 2 Nitrogenous fertilizers and their effectiveness as substrate for nitrification. Soil Sci. Plant Nutr. 1962, 8, 30-35
  • 気象庁. 気象統計情報. http://www.data.jma.go.jp/. 2009
  • DE RESENDE, M. D. V. Selection via simulated individual BLUP based on family genotypic effects in sugarcane. Pesquisa Agropecuaria Brasileira (Brazil). 2006, 41, 3, 421-429

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