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J-GLOBAL ID:201002239477767708   整理番号:10A1132374

重合体逆ミセル及びMALDI-MS(マトリックス支援レーザ脱離/イオン化質量分析)を用いる酸性ペプチド並びに蛋白質の選択的濃縮及び分析

Selective Enrichment and Analysis of Acidic Peptides and Proteins Using Polymeric Reverse Micelles and MALDI-MS
著者 (4件):
資料名:
巻: 82  号: 20  ページ: 8686-8691  発行年: 2010年10月15日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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マトリックス支援レーザ脱離/イオン化質量分析(MALDI-MS)はペプチドと蛋白質を分析するための強力な技法であり,プロテオミクスに重要な役割を果たしているが,多くの蛋白質を含む試料の複雑さは通常のMALDI-MSの分析能力を超えることから,ゲルベース分離及び/またはMALDI-MS分析に先立って,これらの試料の複雑さを単純化し,多くのペプチド及び蛋白質を検出するための試料調製法が必要である。本研究では正荷電インテリア逆ミセル形成両親媒性ホモポリマーを合成し,MALDI-MS検出に用いる複雑な混合物からの低pIペプチドの濃縮に適用したところ,これらのポリマーを用いることで,通常のMALDI-MSにおいて検出できなかった蛋白質分解ペプチドを選択的に検出できることが分かった。さらに,MALDI-MSでの正荷電ポリマーの存在がペプチドイオン信号を増強し,これによって100fMもの低濃度の酸性ペプチドについて再現性あるイオン信号を得ることができた。正及び負荷電インテリアの逆ミセル形成ポリマーを含む連続抽出過程を用いることによって酸性及び塩基性ペプチドの同時検出も促進された。ここに示した正荷電ポリマーは脳腫瘍バイオマーカーであり,病原菌中の種特異遺伝子産物である酸性蛋白質の検出の改善に有益であると考察した。
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分類 (4件):
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蛋白質・ペプチド一般  ,  抽出  ,  ミセル  ,  質量分析 
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