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J-GLOBAL ID：201002239492696248   整理番号：10A1382232

ヌクレオチドプールでの酸化,DNA損傷応答と細胞老化:不完全なレンガは不完全な家を建てる

Oxidation in the nucleotide pool, the DNA damage response and cellular senescence: Defective bricks build a defective house

著者 (1件)： RAI Priyamvada (Div. of Gerontology and Geriatric Medicine, Dep. of Medicine, Rosenstiel Medical Sciences Building, Rm#7094/Locator ...)
資料名： Mutation Research  (Mutation Research)
巻： 703  号： 1  ページ： 71-81  発行年： 2010年11月28日 
JST資料番号： C0520A  ISSN： 0027-5107  CODEN： MRFMEC  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 永続的なDNA損傷応答(DDR)シグナリングの活性化は,細胞老化,腫よう抑制と同様組織老化と両方に本質的に連鎖した現象,として知られている永久的な増殖休止の誘導と関連する。老化細胞で見られるDNA損傷は,上昇した反応性酸素種(ROS)レベル,DNA修復過程の失敗あるいは癌遺伝子活性化によった。ROSのような不安定な分子が,永続的なDNA損傷とDDRシグナリングを誘発するに十分な程度までクロマチン結合DNAをどのようにして損傷できるかは不明である。最近の証拠は,ヌクレオチドプールが酸化剤の重要な標的であることを示唆する。また,一旦ゲノムDNAに取り込まれた酸化ヌクレオチドが,正常細胞と癌遺伝子活性化を維持する細胞において老化を誘発するDNA鎖切断関連DDRの誘導を生じうることを示唆する。このDDRと結果として生じる老化の回避は,腫よう進行で重要な段階である。本報は,細胞老化と腫よう化に関連して,DDRと酸化ストレス誘導遺伝毒性損傷の主なエフェクターとしてのヌクレオチドプールでの酸化の役割を調べる。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： DNA損傷 ,  *細胞老化 ,  活性酸素 ,  発癌 ,  遺伝毒性 ,  *酸化ストレス ,  DNA鎖切断 ,  加齢 ,  テロメア
準シソーラス用語： *ヌクレオチドプール

分類 (2件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  核酸一般  (EB04010U)

タイトルに関連する用語 (6件)： ヌクレオチド ,  酸化 ,  DNA損傷応答 ,  細胞老化 ,  レンガ ,  家