抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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軽金属および非鉄金属鋳物向けの無機バインダーシステムの利点を述べた。無機質のバインダーの使用によって公害物質の放出を98%まで減らすことが可能である。そのため,大量のエネルギーを消費していた排気装置を大幅に減らすことが出来,エネルギー効率が高まる。また,有機バインダーの場合に発生したコンデンセートが無機バインダーでは少ない。そのためツールの汚染が抑制され,ツールのクリーニングサイクルを伸ばせる。更に,ガス発生が少ないため鋳物のポロシティ発生が抑制され,高強度のものが得られる。無機バインダーは薄肉の部品製造に有利であり,生産性が高まる。また,このシステムによって静的よび動的強度が改善されるので,自動車工業界で注目されている。