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J-GLOBAL ID：201002239507663015   整理番号：10A0510699

エマルション重合で調製したフッ素化アクリレートコポリマーの表面性質と鎖構造

Surface properties and chain structure of fluorinated acrylate copolymers prepared by emulsion polymerization

著者 (7件)： CHEN Lei (Zhejiang Sci-Tech Univ., Hangzhou, CHN) ,  ZHAO Yurong (Zhejiang Sci-Tech Univ., Hangzhou, CHN) ,  DENG Mao (Zhejiang Sci-Tech Univ., Hangzhou, CHN) ,  YUAN Daxiang (Zhejiang Sci-Tech Univ., Hangzhou, CHN) ,  NI Huagang (Zhejiang Sci-Tech Univ., Hangzhou, CHN) ,  ZHANG Wei (Zhejiang Sci-Tech Univ., Hangzhou, CHN) ,  WANG Xinping (Zhejiang Sci-Tech Univ., Hangzhou, CHN)
資料名： Polymer Bulletin  (Polymer Bulletin)
巻： 64  号： 1  ページ： 81-97  発行年： 2010年01月 
JST資料番号： H0465B  ISSN： 0170-0839  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： メタクリル酸メチル{MMA}とメタクリル酸2-(ペルフロオロオクチル)エチル{FMA}からなる単量体の全量と一部の水,乳化剤,開始剤を超音波分散してエマルション化し,残量の水,乳化剤,開始剤溶液を80°Cで2hにわたり連続装入しさらに3h重合した。CaCl₂水溶液を加えてラテックス粒子を沈殿させ,繰り返しTHFとMeOHで再沈殿精製した。コポリマーフィルム中のFMA含有量が0.65mol%で水接触角は118°になった(FMA0%のとき84°)。XPSとSFG振動分光から,フッ素化成分がフィルム表面にきわめて容易に偏析することがわかった(関連単量体:1,1-ジヒドロペルフルオロへプチルメタクリレートFHMAに対する単量体反応性比はr(FHMA)=1.31,r(MMA)=0.76と報告されている)。本法によるエマルション重合によりFMAキャップPMMA(ATRP法による溶液重合で調製)と類似の鎖構造が形成された結果であった。

シソーラス用語： *乳化重合 ,  *脂肪族フッ素化合物 ,  半回分操作 ,  *ポリメタクリル酸エステル ,  *共重合体 ,  表面構造 ,  接触角 ,  末端基 ,  界面張力 ,  水溶液 ,  疎水性 ,  スペクトロスコピー ,  脂肪族カルボン酸 ,  オレフィン化合物 ,  不飽和カルボン酸 ,  カルボン酸エステル
準シソーラス用語： メタクリル酸エステル ,  SFG分光法

分類 (3件)： 共重合  (CG04030D) ,  高分子固体のその他の性質  (CG02025L) ,  固-液界面  (CB12050B)

物質索引 (2件)： メタクリル酸メチル ,  メタクリル酸3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10,10-ヘプタデカフルオロデシル

タイトルに関連する用語 (5件)： エマルション重合 ,  調製 ,  フッ素化 ,  アクリレートコポリマー ,  表面性質