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J-GLOBAL ID:201002239513251233   整理番号:10A0467327

溶接されたワイヤ織物を含み支点の沈下の影響を受ける鉄筋コンクリートスラブの強度と靭性

Strength and ductility of reinforced concrete slabs containing welded wire fabric and subjected to support settlement
著者 (2件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 1509-1521  発行年: 2010年06月 
JST資料番号: C0709B  ISSN: 0141-0296  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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靭性の小さい溶接されたワイヤ織物(WWF)を含む連続的に一方向に補強されたコンクリートの,強度と靭性に与える鉄の靭性と支点沈下の影響を数値解析により調べた。この解析のためにATENAを利用して有限要素モデルを開発し,実験室で行った一連の実験結果により数値解析の結果を検証した。極限状態にある構造物の挙動に影響を与えるさまざまな因子を解明するために,数値モデルを用いたパラメータ解析を行った。主たる補強材の靭性は,特に補強材が継ぎ目の無い溶接されたワイヤ織物からなる場合に,支点沈下の影響を受ける連続的な一方向スラブの極限荷重状態での挙動に大きな影響を与える。応力が最大の時の歪(εsu)と引張補強の降伏応力比(fsu/fsy)に対する引張強度の両者は補強コンクリートの強度と靭性に,支点沈下の有無に関わらず大きな影響を与える。εsu≧5%でfsu/fsy≧1.08のとき(すなわち,一般的な靭性補強の場合),スパンの1/100までの支点沈下により減少する強度は小さく,設計目的では,大きな再配分が予測される場合であっても無視することができる。しかし,低靭性補強の場合(すなわち,εsu<3.5%およびfsu/fsy<1.05),支点の沈下は著しい耐荷重の低下を招く可能性がある。荷重変形曲線は支点の沈下が0の場合であっても不安定で,最大荷重近傍でスラブが塑性変形する可能性は殆どない。低靭性の鉄を用いたすべての場合,鉄の破断は,最初の塑性ヒンジが形成された時よりもそれほど大きくない変形時のひとつの臨界断面で発生し,それはなんの前触れもなく壊滅的な形で発生する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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コンクリート構造 

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