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J-GLOBAL ID：201002239535923308   整理番号：10A0782635

H₂吸着剤としてのゼオライト様イミダゾラート骨格: Ab Initio法に基づくグランドカノニカルモンテカルロシミュレーション

Zeolitic Imidazolate Frameworks as H₂ Adsorbents: Ab Initio Based Grand Canonical Monte Carlo Simulation

著者 (3件)： HAN Sang Soo (Korea Res. Inst. of Standards and Sci., Daejeon, KOR) ,  CHOI Seung-Hoon (Insilicotech Co. Ltd., Gyeonggi-Do, KOR) ,  GODDARD William A., III (California Inst. of Technol., California)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 114  号： 27  ページ： 12039-12047  発行年： 2010年07月15日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近見出されたゼオライト様イミダゾラート骨格(ZIF)はその高い多孔性と化学的安定性で注目されている。種々の置換基を有するイミダゾール誘導体と亜鉛との錯体である10個のZIFについてグランドカノニカルモンテカルロシミュレーションによりH₂吸着特性を検討した。ab initio量子力学に基づく力場を使用した。ZIF-8(I=2-メチルイミダゾラート)の水素吸着平衡について計算結果と実験値を比較し,計算方法の妥当性を確認した。水素吸収に対するイミダゾラート上の置換基効果,水素吸着部位,温度および圧力の影響,水素吸着量を求めた。水素吸着量は低温ではZIFとの結合エネルギーに依存し,置換基の存在が寄与した。高温では細孔径あるいは表面積で吸着量が決まった。最大吸着量を得るには高表面積で細孔の開口径が水素の動的直径に近いことが有効であった。

シソーラス用語： 亜鉛錯体 ,  窒素複素環化合物 ,  モンテカルロ法 ,  計算機シミュレーション ,  ab initio法 ,  吸着平衡 ,  水素 ,  置換基効果 ,  細孔径 ,  表面積 ,  *吸着剤 ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： *配位重合体

分類 (3件)： 第11族,第12族元素の錯体  (CE01050Y) ,  吸着剤  (YB03000W) ,  気体燃料の輸送,供給,貯蔵  (YE02060M)

物質索引 (7件)： 2-ニトロ-1H-イミダゾール ,  2-メチル-1H-イミダゾール ,  5-クロロ-1H-ベンゾイミダゾール ,  5-ニトロ-1H-ベンゾイミダゾール ,  5-メチル-1H-ベンゾイミダゾール ,  イミダゾール ,  ベンゾイミダゾール

タイトルに関連する用語 (4件)： H2 ,  吸着剤 ,  ゼオライト ,  骨格