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J-GLOBAL ID：201002239560268268   整理番号：10A0260111

発色団結合アルキニルヌクレオシド残基によって安定化された二本鎖のBからZ遷移の特異的誘導円偏光二色性及び増強

Specific Induced Circular Dichroism and Enhanced B to Z Transitions of Duplexes Stabilized by Chromophore-Linked Alkynylnucleoside Residues

著者 (5件)： FUJIMOTO Kazuhisa (Univ. Toyama, Toyama, JPN) ,  AIZAWA Sayaka (Univ. Toyama, Toyama, JPN) ,  OOTA Ikko (Univ. Toyama, Toyama, JPN) ,  CHIBA Junya (Univ. Toyama, Toyama, JPN) ,  INOUYE Masahiko (Univ. Toyama, Toyama, JPN)
資料名： Chemistry - European Journal  (Chemistry - European Journal)
巻： 16  号： 8  ページ： 2401-2406  発行年： 2010年 
JST資料番号： W0744A  ISSN： 0947-6539  CODEN： CEUJED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 可視光範囲で二本鎖DNA高次構造を分析するための発色団結合アルキニルデオキシリボ骨格を持つ誘導円偏光二色性(ICD)プローブを開発した。5′末端に発色団を持つCG反復オリゴヌクレオチド(ODN)は高NaCl濃度で自己ハイブリダイゼーションして安定なZ型二本鎖を形成した。Z型二本鎖のケースのみで発色団吸収領域から強いICDが出現し,結合発色団はBからZ遷移を効率的に促進することを見出した。Z型二本鎖含有量とICD信号強度との間で良好な直線相関が観察された。本結果は本プローブがin vitroでのZ-DNAとZ-DNA結合蛋白質との相互作用を正確に分析するための円偏光二色性に応用できることを示唆した。

シソーラス用語： *発色団 ,  アルキニル化 ,  ヌクレオシド ,  DNA【核酸】 ,  円偏光二色性 ,  可視光 ,  高次構造 ,  *Z-DNA ,  *B-DNA ,  *オリゴヌクレオチド ,  分子ハイブリダイゼーション ,  塩化ナトリウム ,  タンパク質 ,  配座転移
準シソーラス用語： Z-DNA結合蛋白質 ,  アルキニルヌクレオシド ,  オリゴヌクレオチドプローブ ,  自己ハイブリダイゼーション ,  *発色団結合アルキニルオリゴヌクレオチドプローブ ,  誘導円偏光二色性 ,  立体配座遷移 ,  二本鎖DNA

分類 (3件)： 生化学的分析法  (EA03030G) ,  核酸一般  (EB04010U) ,  有機化合物・錯体の磁気光学・電気光学スペクトル(分子)  (BH06082E)

タイトルに関連する用語 (6件)： 発色団 ,  残基 ,  遷移 ,  誘導 ,  円偏光二色性 ,  増強