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J-GLOBAL ID：201002239611602990   整理番号：10A0236036

スクロースプロセスによるAl₂O₃-ZrO₂ナノ複合材粉末の合成と特性調査

Synthesis and characterization of Al₂O₃-ZrO₂ nanocomposite powder by sucrose process

著者 (3件)： BEITOLLAHI A. (Iran Univ. Sci. and Technol. (IUST), Tehran, IRN) ,  HOSSEINI-BAY H. (Iran Univ. Sci. and Technol. (IUST), Tehran, IRN) ,  SARPOOLAKI H. (Iran Univ. Sci. and Technol. (IUST), Tehran, IRN)
資料名： Journal of Materials Science. Materials in Electronics  (Journal of Materials Science. Materials in Electronics)
巻： 21  号： 2  ページ： 130-136  発行年： 2010年02月 
JST資料番号： W0003A  ISSN： 0957-4522  CODEN： JMTSAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アルミナ母体中の正方晶ジルコニアはジルコニア強化アルミナ(ZTA)として知られ,低コストのアルミナと高強度のジルコニアとを組み合わせたものである。ナノ結晶アルミナ-ジルコニアをスクロース,ポリビニルアルコール(PVA),金属窒化物を使った修正化学法で製作し,焼成を行った。プロセスはAl³⁺-Zr⁴⁺イオン-スクロース-PVA溶液を脱水反応させてプリカーサを作り,プリカーサを大気中1050,1100,1150,1200°Cで1,2,4時間焼成した。αアルミナと正方晶ジルコニアで構成されるナノ複合材料の生成は1200°C2時間の焼成で確認されたが,1150°C以下の焼成では準安定アルミナ(γ,δ,θ)とt-ジルコニア相の複合体である。ジルコニア相は1050°C以上の焼成では正方晶構造を保っている。これはAl³⁺陽イオンに囲まれたジルコニア小結晶のサイズ効果と表面エンタルピーの減少に関連すると考えられる。

シソーラス用語： *ナノ複合材料 ,  *アルミナ ,  *酸化ジルコニウム ,  正方晶系 ,  ナノ結晶 ,  ポリビニルアルコール ,  焼成 ,  脱水反応 ,  プリカーサ ,  エンタルピー ,  粉体 ,  FTIR分光法 ,  X線回折 ,  二糖類 ,  ピラノシド ,  フラノシド ,  グルコシド ,  フルクトオリゴ糖
準シソーラス用語： ジルコニア

分類 (2件)： セラミック・磁器の性質  (YC03030G) ,  固体デバイス材料  (NC03020K)

物質索引 (1件)： スクロース

タイトルに関連する用語 (5件)： スクロース ,  プロセス ,  ナノ複合材 ,  粉末 ,  特性調査