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J-GLOBAL ID：201002239649032241   整理番号：10A0389807

高密度カルボニル基を有するケト糖のレオロジー特性

Rheological properties of keto-sugars with high-density carbonyl groups

著者 (5件)： SETO Hirokazu (Fac. of Sci. and Engineering, Saga Univ., 1-Honjo Saga 840-8502, JPN) ,  OHTO Keisuke (Fac. of Sci. and Engineering, Saga Univ., 1-Honjo Saga 840-8502, JPN) ,  HARADA Hiroyuki (Fac. of Sci. and Engineering, Saga Univ., 1-Honjo Saga 840-8502, JPN) ,  TAKISAWA Noboru (Fac. of Sci. and Engineering, Saga Univ., 1-Honjo Saga 840-8502, JPN) ,  KAWAKITA Hidetaka (Fac. of Sci. and Engineering, Saga Univ., 1-Honjo Saga 840-8502, JPN)
資料名： Carbohydrate Polymers  (Carbohydrate Polymers)
巻： 80  号： 4  ページ： 1183-1188  発行年： 2010年05月16日 
JST資料番号： E0961A  ISSN： 0144-8617  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高密度のカルボニル基を有するケトデキストランを3つの酵素(ピラノース2-オキシダーゼ,カタラーゼおよびデキストランスクラーゼ)の反応によって合成した。水中でのケトデキストランの構造とカルボニル基との相互作用を評価するために,ケトデキストランの粘度をデキストランのそれと比較した。薄い濃度では,ケトデキストランがカルボニル基との水素結合による分子内相互作用のために縮んだので,ケトデキストランの粘度はデキストランのそれより低い。動的光散乱結果によりデキストランとケト-デキストランの水力学的半径は,それぞれ24.1ならびに,16.7nmであることが判明した。カルボニル基の分子間の相互作用だけを評価するために,グルコースとケトグルコースの粘度を測定した。ケトグルコースとグルコース間の粘度における差は,ケトグルコースにおけるカルボニル基の分子間の相互作用により,濃縮した領域の中で明白だった。拡張Jones-Dole方程式によって推算した係数は,ケト糖がより強い水和と会合特性を持つことを確認した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： デキストラン ,  *ケトース ,  *カルボニル基 ,  *レオロジー ,  オキシダーゼ ,  カタラーゼ ,  デキストランスクラーゼ ,  粘度
準シソーラス用語： *ケトデキストラン

分類 (2件)： 多糖類  (CF10054P) ,  高分子溶液・融液のレオロジー  (BL01013Z)

タイトルに関連する用語 (2件)： カルボニル基 ,  レオロジー特性