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J-GLOBAL ID：201002239649091477   整理番号：10A0050653

フェロモンによる発生予察法-アワノメイガ-

著者 (1件)： 野口忠久 (長野県農試)
資料名： 植物防疫  (Plant Protection)
巻： 64  号： 1  ページ： 63-66,1(2)  発行年： 2010年01月01日 
JST資料番号： G0617A  ISSN： 0037-4091  CODEN： SHBOA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： フェロモンによるアワノメイガの発生予察法を解説する。製剤は2種の異性体を1:1で混合し,1ルアー当たり0.03mg含浸させたものである。トラップには数種があるが,ファネルトラップが最も適し,これを地上1~1.5mに設置する。誘殺消長を調べたところ,須坂に設置した例では,フェロモンによる誘殺盛期は推定および予察灯と比較し第2世代では適合し,第1世代ではやや遅かった。誘殺消長とトウモロコシ圃場の関係は近くに圃場が無かった年のほうが誘殺盛期の山がはっきりしていた。越冬世代誘殺数と第1世代誘殺数の関係には,正の相関が認められた。

シソーラス用語： フェロモン ,  *発生予察 ,  *アワノメイガ ,  製剤 ,  *トラップ【生物】 ,  *害虫防除 ,  誘引作用 ,  越冬 ,  *性フェロモン ,  期間 ,  発生生態 ,  *トウモロコシ ,  照明
準シソーラス用語： 有効期間 ,  誘殺 ,  予察灯

分類 (3件)： トウモロコシ  (FC03034D) ,  昆虫・ダニによる植物被害  (FC04072U) ,  化学的防除  (FC05050X)

引用文献 (7件)：

• ANDO, T. et al.(1980): Agric. Biol. Chem. 44: 2643~2649.
• 古味一洋 (2005): 高知農技セ研報14: 25~30.
• 斉藤 修・奥 俊夫 (1985): 東北農試研報71: 43~58.
• 松本 蕃ら (1959): 北海道農業試験場彙報72: 24~27.
• 藪 哲男・松浦博一 (1999): 北陸病虫研報47: 31~34.

タイトルに関連する用語 (3件)： フェロモン ,  発生予察 ,  アワノメイガ