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J-GLOBAL ID：201002239671379514   整理番号：10A0517469

コンクリートの環境に優しい未来

Concrete’s Green Future

資料名： World Cement  (World Cement)
巻： 41  号： 5  ページ： 91-92,94,96,98  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： B0240B  ISSN： 0263-6050  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： セメント産業は温室効果ガスの大きな排出源であり,1tのセメント製造で1tのCO₂を排出する。Whitemud Resources社のメタカオリン使用によるCO₂排出量削減について概説した。「Whitemud」はカオリン粘土から製造した反応性の高いメタカオリンポゾランであり,コンクリート中のセメントを20%まで置換可能である。メタカオリンの置換で強度と耐久性が向上し,28日圧縮強さは10%置換で25%,20%置換で48%向上した。石灰石はか焼でCO₂を排出するが,カオリン粘土からメタカオリンへの反応ではCO₂を排出しない。Whitemudキルン温度は800°Cで,セメントクリンカキルンの1500°Cに比べて低く,省エネルギーと温室効果ガス低減となる。

シソーラス用語： *セメント ,  セメントクリンカ ,  コンクリート ,  減少 ,  *環境保全 ,  材料 ,  カオリン ,  ポゾランセメント ,  圧縮強さ ,  温度 ,  低温 ,  省エネルギー ,  カナダ ,  *窯業原料
準シソーラス用語： 二酸化炭素排出量削減 ,  代替材料 ,  カオリン粘土 ,  メタカオリン ,  焼成温度

分類 (1件)： セメントの製造  (YC05050Q)

タイトルに関連する用語 (3件)： コンクリート ,  環境 ,  未来