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J-GLOBAL ID:201002239673407566   整理番号:10A0004995

2種類のミミズ,Aporrectodea ictericaおよびDendrobaena venetaの分散行動に影響を及ぼす生息場所の質,同種密度およびhabitat preuse,メソコスム実験

Habitat quality, conspecific density, and habitat pre-use affect the dispersal behaviour of two earthworm species, Aporrectodea icterica and Dendrobaena veneta, in a mesocosm experiment
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巻: 42  号:ページ: 203-209  発行年: 2010年02月 
JST資料番号: D0628A  ISSN: 0038-0717  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ミミズの分布拡大能力はミミズ集団の生活史の特徴であり,集団の活力,種の持続および分布や群落構造物に影響する。分布拡大は集団間の遺伝子拡散レベルを左右し,局地的な順応,種形成および生活史の特徴的進化などのプロセスに影響する。ミミズのような土壌生態系を改善する小動物の空間分布を調査することによって土壌の状態を明らかにできるものと考えられる。分散は,種の生態的制限要因に応じた行動進化の結果であり,異なる分散行動は,ミミズの異なる生態学的なタイプを予想できる。これまで,ミミズの分散行動は,ほとんど明らかにされてこなかった。ここでは,ミミズ分散行動を解明するために基本的で相補的なメカニスムについて検討した。環境要因が影響する分散「条件つきの従属分散」に注目した。実験の結果,1)ミミズの分散は,生息地の品質低下によって引き起こされ,土壌品質または落葉落枝の有無に影響を受ける。2)ミミズの分散はポジティブに密度依存的な影響を受け,密度が増加すると分散率は増加する。3)ミミズの分散は,そこには生息していないが,同種により使われた生息場所では低下する。ミミズがこれまでの結果に比較し,より移動性が高く,場所を選択する能力が高いことが明らかとなった。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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土壌生物  ,  個生態学 

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