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J-GLOBAL ID:201002239699481802   整理番号:10A0005504

温度とゴミムシ類(オサムシ科)による種子の摂食率

Temperature and rate of seed consumption by ground beetles (Carabidae)
著者 (3件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 91-95  発行年: 2010年02月 
JST資料番号: W0345A  ISSN: 1049-9644  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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捕食は多くの雑草種子のキーとなる死亡要因であり,自然防除の一部となっている。野外では,無脊椎動物による種子の捕食の強さは年間を通して変動する。その変動の1つの原因は環境温度の変化である。ここに,2種の種子捕食性ゴミムシ,Pseudoophonus rufipesとHarpalus affinis(コウチュウ目:オサムシ科)およびタンポポ(Taraxacum officinale)をモデルシステムとして用いて,種子摂食に及ぼす温度の影響を最初に評価した。野外で採集した個体の性を分け,10~28°Cの6温度段階のうちの1段階の定温条件で保持した。4日間にわたり種子摂食を記録した。全ての温度条件の平均で,小型種H.affinisは1日当たり12.2個,大型種P.rufipesは29個の種子を摂食した。平均すると,雌は雄よりも多くの種子を摂食した。両種による種子の摂食は,温度の上昇につれて増加した。H.affinisでは,その上昇は直線的であり,雄と雌では異なっていた。P.rufipesでは,両性で摂食は同様であったが,20°C以上では摂食が増加しなかったので曲線となった。20°Cまでの温度と摂食の直線関係を考慮し,両種の種子摂食が止まる温度(H.affinisでは-0.1~0.3°C,P.rufipesでは6.3~6.9°C)およびこの閾値以上の温度での1°Cの温度上昇における摂食の増加(それぞれ,0.4~1.0および1.5~4.2種子/個体/日)を計算した。この様に,20°Cまでの温度範囲で各種の1日平均摂食数を算出することが可能である。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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雑草による植物被害  ,  生物的防除 
タイトルに関連する用語 (4件):
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