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J-GLOBAL ID：201002239714157863   整理番号：10A0254777

植物成長,水利用および土壌特性における雑排水灌漑の効果

Effects of greywater irrigation on plant growth, water use and soil properties

著者 (3件)： PINTO U. (School of Natural Sciences, Hawkesbury Campus, Building H3, Univ. of Western Sydney, Locked Bag 1797, Penrith South ...) ,  MAHESHWARI B.l. (School of Natural Sciences, Hawkesbury Campus, Building H3, Univ. of Western Sydney, Locked Bag 1797, Penrith South ...) ,  GREWAL H.s. (School of Natural Sciences, Hawkesbury Campus, Building H3, Univ. of Western Sydney, Locked Bag 1797, Penrith South ...)
資料名： Resources, Conservation and Recycling  (Resources, Conservation and Recycling)
巻： 54  号： 7  ページ： 429-435  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： C0817C  ISSN： 0921-3449  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 雑排水灌漑のシルバービート植物の成長,その水利用および土壌特性変化への影響を調べるため温室での実験を行った。この研究で用いた実験処理は,100%飲用水による灌漑(コントロール,処理T0),100%雑排水による灌漑(処理T1),飲用水と雑排水の1:1による灌漑(処理T2),飲用水と雑排水の交互の灌漑(処理T3)である。この実験で用いた雑排水のpHおよびEC値は,それぞれ10.5および1358μS/cmであった。実験結果から,雑排水による灌漑は植物収穫後の土壌の総窒素と総リンには有意な影響はないが,pHおよびEC値には有意な影響を与えることが示された。さらに雑排水による灌漑は,植物乾燥バイオマス,水利用および葉の数にも影響を与えなかった。100%雑排水による灌漑(処理T1)では,コントロールや他の2つの灌漑に比べて,pHおよびEC値が有意に増加した。シルバービート植物への飲用水と雑排水の交互の灌漑(処理T3)では,pHおよびEC値は100%飲用水の灌漑の場合と同様であった。このことは,シルバービート植物への飲用水と雑排水の交互の灌漑が雑排水の再利用による土壌健全リスクを軽減することを意味している。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *植物成長 ,  水利用 ,  *土壌特性 ,  飲用水 ,  塊茎 ,  pH【水素イオン指数】 ,  水の再利用 ,  電気伝導率 ,  *リサイクル ,  土壌酸性度 ,  土壌物理特性 ,  土壌保全 ,  土壌管理 ,  *灌漑用水
準シソーラス用語： *雑排水 ,  植物塊茎 ,  全リン ,  全窒素 ,  土壌pH ,  *廃水再利用

分類 (5件)： 農業土木  (FB02000W) ,  土壌化学  (FB04040C) ,  下水道工学,廃水処理一般  (SC03010E) ,  水利用,その他  (RC11030Q) ,  野菜  (FC03043X)

タイトルに関連する用語 (5件)： 植物成長 ,  水利用 ,  土壌特性 ,  雑排水 ,  灌漑