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J-GLOBAL ID:201002239728556752   整理番号:10A0994228

G蛋白質で開口する内向き整流カリウムチャンネルの受容体活性化の忠実性と動態においてカベオラは役割をもつか?

Do Caveolae Have a Role in the Fidelity and Dynamics of Receptor Activation of G-protein-gated Inwardly Rectifying Potassium Channels?
著者 (3件):
資料名:
巻: 285  号: 36  ページ: 27817-27826  発行年: 2010年09月03日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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心筋で内向き整流K+チャンネルを開孔するGβγは,M2ムスカリン受容体で活性化されたGi/o由来であり,Gs共役受容体のGs由来でないので,これらの成分は膜の異なるドメインに局在する可能性があり,その可能性を検討することにした。細胞分画によれば,HEK293細胞とHL-1細胞で,内向き整流K+チャンネルとM2ムスカリン受容体とA1アデノシン受容体がカベオラでない画分に回収され,Giα1/2はカベオラとそれ以外の画分にあり,Gsαはカベオラに限局していた。YFPでの蛍光標識によれば,カベオリン2(Cav2)に融合したM2またはA1はカベオラに集積し,膜表面に点在したが,M2とA1の単独では膜表面に拡散して存在した。チャンネル活性化は,Cav2に融合した受容体で遅かったが,自由拡散する受容体で速く,メチル-β-シクロデキストリンの添加で抑えられた。したがって,カベオラ以外にあるチャンネルからのシグナル伝達速度が大きく,Gi/o共役受容体とGs共役受容体でシグナル選択性が異なるのはカベオラでのGsαの存在だけによると推測された。
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分類 (1件):
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細胞生理一般 

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