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J-GLOBAL ID：201002239778917985   整理番号：10A1380238

分光学的及び誘電的研究によるZnO-As₂O₃-Sb₂O₃ガラス系におけるクロムイオン原子価状態の役割

Role of chromium ion valence states in ZnO-As₂O₃-Sb₂O₃ glass system by means of spectroscopic and dielectric studies

著者 (3件)： BALA MURALI KRISHNA S. (Dep. of Physics, Acharya Nagarjuna Univ., Nagarjuna Nagar, Guntur 522 510, IND) ,  TEJA P.m. Vinaya (Dep. of Physics, Acharya Nagarjuna Univ., Nagarjuna Nagar, Guntur 522 510, IND) ,  KRISHNA RAO D. (Dep. of Physics, Acharya Nagarjuna Univ., Nagarjuna Nagar, Guntur 522 510, IND)
資料名： Materials Research Bulletin  (Materials Research Bulletin)
巻： 45  号： 12  ページ： 1783-1791  発行年： 2010年12月 
JST資料番号： B0954A  ISSN： 0025-5408  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 0~0.2mol%の低濃度クロムイオン(Cr₂O₃として導入)を含むZnO-As₂O₃-Sb₂O₃透明ガラスを調製した。多くの研究,すなわちXRD,SEM,DTA,光吸収,FTIR,Raman,ESRスペクトル,磁化率及びこれらのガラスの室温での絶縁破壊強さだけでなく,広範囲の周波数及び温度に亘る誘電特性(誘電率ε′,損失tan δ,ac.伝導率σ_ac測定を,クロムイオン濃度の関数として行った。これらの結果をクロムイオンの種々の酸化状態に注目して解析した。この解析から,クロムイオンの濃度が低いと,これらのイオンは殆んどCr⁶⁺及びCr⁵⁺状態で存在し,それぞれCrO₄ ^2-及びCrO₄^3-構造単位でネットワーク形成位置を占め,ガラスネットワークの剛直性を増加することが分かった。クロムイオンの濃度が徐々に増加すると,これらのイオンは殆んどCr³⁺状態で存在すると考えられる。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ガラス ,  *酸化亜鉛 ,  *酸化ヒ素 ,  *酸化アンチモン ,  三成分系 ,  *添加物効果 ,  *酸化クロム ,  *原子価 ,  *誘電率 ,  誘電損失 ,  *赤外吸収スペクトル ,  Ramanスペクトル ,  ESR【磁気共鳴】 ,  *濃度依存性
準シソーラス用語： *FTIRスペクトル

分類 (3件)： 誘電体一般  (BM05010F) ,  無機化合物の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル  (BM08063C) ,  ガラスの性質・分析・試験  (YC02030Z)

タイトルに関連する用語 (7件)： 分光学 ,  研究 ,  ZnO ,  ガラス ,  クロムイオン ,  原子価状態 ,  役割