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J-GLOBAL ID:201002239822996030   整理番号:10A0456036

水質検査における精度管理および精度保証に係る取組み 環境測定分析統一精度管理調査の概要および近年の分析技術における課題

著者 (1件):
資料名:
巻: 33(A)  号:ページ: 70-75  発行年: 2010年03月10日 
JST資料番号: Z0777A  ISSN: 0916-8958  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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環境省では,分析機関の環境測定分析に関する精度の向上および信頼性確保のために,昭和50年度から環境測定分析統一精度管理調査(試験所間比較試験)を毎年継続して実施してきている。環境測定分析統一精度管理調査は,多数の参加した分析機関が均一に調整された試料を分析することにより,得られる結果と前処理条件,測定機器の使用条件等との関係,その他分析実施上の具体的な問題点等の調査を行い,環境測定分析データのばらつきの程度(精度)と正確さに関する実態把握,参加機関の分析者が自己の技術を客観的に把握(分析者の分析技術の向上),各分析方法の得失を明らかにして分析方法・分析技術の改善を図ることを目的としている。また,調査結果については毎年度「調査結果説明会」等を開催し,各参加機関にフイードバックすると共に,専用ホームペイジ上に情報を提供している。近年の水質試料に関する調査結果をみると,統計的な外れ値の棄却率は,試料・分析対象項目によって異なるが,1~15%程度と大きな幅があった。そして,これら外れ値等の原因をみると,その多くは分析方法の不適当,分析機器の調整不足,汚染,共存物質の影響,不適切な検量線の使用等,分析手法上に問題があった。
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分類 (5件):
分類
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水中の汚染物質の各種分析  ,  化学分析一般  ,  水中の汚染物質の化学分析  ,  科学技術の標準化・規格  ,  水質調査測定一般 
引用文献 (6件):
  • 環境測定分析統一精度管理調査とは. http://www.seidokanri.go.jp/summary.html
  • 環境測定分析検討会. 今後の環境測定分析統一精度管理調査のあり方について. http://www.seidokanri.go.jp/way/index.html. 2008
  • 測定方法及び測定結果の精確さ (真度及び精度)-第2部 : 標準測定方法の併行精度及び再現精度を求めるための基本的方法. JIS Z 8402-2 (ISO 5725-2). 1999, 15-17
  • 環境省水・大気環境局総務課環境管理技術室. 平成17年度環境測定分析統一精度管理調査結果 (本編). 2006, 48-52
  • 工場排水試験方法. JIS K 0102. 2008, 241-246
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