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J-GLOBAL ID:201002239933761814   整理番号:10A0122480

ゼブラフィッシュ(Danio rerio)におけるin vitroおよびin vivoでのビテロゲニン誘導反応を用いての抗エストロゲン活性がある化学物質の選別

Screening of chemicals with anti-estrogenic activity using in vitro and in vivo vitellogenin induction responses in zebrafish (Danio rerio)
著者 (7件):
資料名:
巻: 78  号:ページ: 793-799  発行年: 2010年02月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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内分泌攪乱物質(EDCs)の悪影響の可能性に関する懸念の増大によって,関連する選別法の開発が促進されてきた。養殖硬骨魚肝細胞におけるビテロゲニン(VTG)誘導反応の利用が,EDCsのin vitroスクリーニング検定法として示されてきた。しかしながら,現在のデータによって,この検定法は化学物質のルーチン選別において十分な支持が得られていない。本研究では,抗エストロゲン活性がある化学物質を選別するために,ゼブラフィッシュの初代培養肝細胞の使用法を確立して,実証した。ここでは,vtg1,vtg2およびerαを含む,選択した肝臓のエストロゲン応答遺伝子の転写レベルを測定した。二つのモデル抗エストロゲン,すなわちアロマターゼ阻害剤であるレトロゾール(LET)および競争エストロゲン受容体であるタモキシフェン(TAM)を代表的化学物質として選定した。さらに,in vivo検定法とn vitro検定法の比較を行った。予想されるように,72時間のin vivo検定法でLETに曝したゼブラフィッシュのメスの肝臓中では3遺伝子全てについて濃度に依存した減少があった。似た反応がオスで観測された。in vitro試験については,オスあるいはメスの肝細胞では,遺伝子転写の識別可能な変化は全く見つからなかった。TAMの場合では,72時間曝露によって,in vivo検定およびin vitro検定において,メスの肝臓のエストロゲン応答遺伝子の転写の減少が引き起こされた。オスでは,低濃度のTAMによって遺伝子の発現増加が起きたが,その一方,それらより高い濃度ではわずかに減少した。これらの観察結果は二つの試験物質の薬学的性質と一致しているので,初代肝細胞培養法は疑わしいEDCsを選別するための有望な手段である可能性がある。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
バイオアッセイ  ,  その他の汚染原因物質  ,  動物に対する影響 

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