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J-GLOBAL ID：201002239998610872   整理番号：10A0238272

塩化銅修飾銅電極 メタノールの電極触媒酸化への適用

Copper chloride modified copper electrode: Application to electrocatalytic oxidation of methanol

著者 (2件)： KARIM-NEZHAD Ghasem (Dep. of Chemistry, Fac. of Sci., Payame Noor Univ. (PNU), P.O. Box 58168-45164, Khoy, IRN) ,  SEYED DORRAJI Parisa (Dep. of Chemistry, Fac. of Sci., Payame Noor Univ. (PNU), P.O. Box 58168-45164, Khoy, IRN)
資料名： Electrochimica Acta  (Electrochimica Acta)
巻： 55  号： 9  ページ： 3414-3420  発行年： 2010年03月30日 
JST資料番号： B0535B  ISSN： 0013-4686  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 塩化銅修飾銅(CCMC)電極を新しい電極として調製した。修飾電極の調製のために,研磨した銅電極を20秒間0.1M CuCl₂溶液中においた。この段階で,塩化銅(I)層が銅電極の表面に形成された。それから,電極を0.1M NaOH中に置き,電極電位を-250と1000mV(対 SCE)間でサイクルし,走査速度は50mVs^-1での,サイクリックボルタンメトリー法で5サイクルして,単調なボルタンモグラムを得た。修飾電極の表面物理的特性を走査電子顕微鏡(SEM)で研究した。結果は,著しい量の微結晶が修飾中の銅表面上に形成されることを示した。電極の表面元素分析をエネルギー分散X線(EDX)法で実施した。結果は,銅および塩化物元素に加え,CCMC電極の表面に酸素もあることを示した。このことは,(ClCu)₂Oが修飾電極の表面に形成されたことを示唆する。修飾電極の水溶塩基性溶液中におけるメタノールの酸化に関する電極触媒活性をサイクリックボルタンメトリーを用いて研究した。結果は,塩化銅修飾電極はこの小さな有機分子の酸化へのCuの活性を改善できることを示し,燃料電池用の良好な電極触媒活性アノードを達成できる可能性を示した。修飾電極は,0.9958の相関係数を持って,5×10^-3から8×10^-2Mの濃度範囲で,安定な線形応答を示す。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *塩化銅 ,  *化学修飾電極 ,  *電極触媒 ,  *アノード酸化 ,  *表面構造 ,  サイクリックボルタンメトリー ,  電極電位 ,  走査電子顕微鏡 ,  電子顕微鏡観察 ,  微結晶 ,  エネルギー分散X線分光分析 ,  *触媒活性 ,  濃度依存性 ,  *直接メタノール燃料電池 ,  *電極材料 ,  薄膜成長 ,  結晶成長 ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： 銅電極

分類 (3件)： 電気化学反応  (CB07050F) ,  脂肪族アルコール  (CF03090H) ,  燃料電池  (YB04040V)

物質索引 (1件)： メタノール

タイトルに関連する用語 (5件)： 塩化銅 ,  修飾 ,  銅電極 ,  メタノール ,  電極触媒酸化