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J-GLOBAL ID：201002240038204517   整理番号：10A0498859

多発性骨髄腫における転座の相手の乱雑さ

Promiscuity of Translocation Partners in Multiple Myeloma

著者 (3件)： MARTIN Lorri D. (Univ. Alberta, Alberta, CAN) ,  BELCH Andrew R. (Univ. Alberta, Alberta, CAN) ,  PILARSKI Linda M. (Univ. Alberta, Alberta, CAN)
資料名： Journal of Cellular Biochemistry  (Journal of Cellular Biochemistry)
巻： 109  号： 6  ページ： 1085-1094  発行年： 2010年04月15日 
JST資料番号： D0326B  ISSN： 0730-2312  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 抗体重鎖(IGH)遺伝子座の転座を代表とする核型の変化によって多発性骨髄腫(MM)は発生するが,転座の相手方が多様であることに注目し,この転座の機構について最近の研究の進歩をまとめた総説。この転座のパートナーの乱雑性は遺伝子座の空間的時間的位置関係,IGH遺伝子の多様化機構,異常になった修復機構などが関与すること,特にIGHの多様化機構であるV(D)J再構成,体細胞変異,クラススイッチ組換えがB細胞発生の本来の正常な段階以外でも起こる可能性があること,Ku86などの異常を含む修復機構の乱れが重要な役割を果たすこと,などについてまとめた。

シソーラス用語： *多発性骨髄腫 ,  *転座 ,  遺伝子座 ,  時空 ,  *免疫グロブリン ,  突然変異 ,  DNA修復 ,  B細胞
準シソーラス用語： Bリンパ球 ,  *免疫グロブリン重鎖 ,  免疫グロブリンクラススイッチ ,  体細胞突然変異 ,  Ku86 ,  NHEJ

分類 (2件)： 腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N) ,  遺伝子の構造と化学  (EC02020U)

タイトルに関連する用語 (2件)： 多発性骨髄腫 ,  転座