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J-GLOBAL ID：201002240049250235   整理番号：10A0449246

リチウムイオン電池用カソード活性材料としてのLi_x(Mn_1/3Co_1/3Ni_1/3O₂の平均及び局所構造とカソード性能の合成条件への依存性

Dependence of Average and Local Structures and Cathode Performance on Synthetic Condition of Li_x(Mn_1/3Co_1/3Ni_1/3O₂ as a Cathode Active Material for Li Ion Battery

著者 (3件)： IDEMOTO Yasushi (Tokyo Univ. Sci., Chiba, JPN) ,  UEKI Kenichiro (Tokyo Univ. Sci., Chiba, JPN) ,  KITAMURA Naoto (Tokyo Univ. Sci., Chiba, JPN)
資料名： 電気化学および工業物理化学  (Electrochemistry)
巻： 78  号： 5  ページ： 475-481  発行年： 2010年05月05日 
JST資料番号： G0072A  ISSN： 1344-3542  CODEN： EECTFA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 様々な方法で調製したLi_x(Mn_1/3Co_1/3Ni_1/3O₂の平均,局所及び電子構造を調べた。それらの電極特性も充放電試験によって調べた。その結果,溶液法で合成した試料は最も優れたサイクル性能を示すことが分かった。調製過程が結晶構造にどのように影響するかを詳細に明らかにするために,試料中の局所構造,すなわちカチオン混合及び遷移金属秩序を中性子源及びX線吸収微細構造測定を用い,対分布関数(PDF)法によって解析した。この解析により,LiMn_1/3Ni_1/3Co_1/3O₂の局所構造は調製法の影響を受けることが分かった。局所構造のこの差は合成した試料間に異なるカソード特性を生じた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： リチウムイオン電池 ,  カソード ,  *電極材料 ,  *リチウム化合物 ,  *マンガン化合物 ,  *コバルト化合物 ,  *ニッケル化合物 ,  *酸化物 ,  *構造 ,  化学合成 ,  電子構造 ,  充放電サイクル ,  *結晶構造 ,  分布関数 ,  X線回折 ,  Rietveld法 ,  短範囲規則度 ,  核間距離 ,  EXAFS ,  XAFS
準シソーラス用語： X線吸収微細構造 ,  *カソード材料 ,  *局所構造 ,  対分布関数

分類 (4件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  電極過程  (CB07040U) ,  二次電池  (YB04030K) ,  金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造  (BK07020Y)

引用文献 (26件)：

• KOKSBANG, R. Solid State Ionics. 1996, 84, 1
• ALCANTARA, R. J. Solid State Electrochem. 1999, 3, 121
• MACNEIL, D. D. J. Electrochem. Soc. 2002, 149, A1332
• KANG, K. S. Science. 2006, 311, 977
• MYUNG, S.-T. Chem. Mater. 2005, 17, 2427

タイトルに関連する用語 (6件)： リチウムイオン電池 ,  カソード ,  活性 ,  平均 ,  局所構造 ,  依存性