抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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コンクリートのコア圧縮試験に対する適切な材令については様々な議論がある。本稿では材令増加に伴う強度増進の連続測定結果から得た下記の結論を報告した。1)如何なる場合にも1試験(1試験体)の結果は正確とはいえない。2)試験強度が低い場合は単位重量,スランプ,温度などの試験条件を再確認する。3)試験体の破損は打設コンクリートも同様に低強度であることを示すもので,そのコンクリートを用いた構造物の安全性について再検討を要する。4)対象プラントで当日製造されたコンクリートに対する全試験体に問題がある場合はセメントを含む全材料の再検査を要する。5)コンクリートの品質保証計画には多変数図形解析システムによるコンクリート強度試験結果を含める必要がある。