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J-GLOBAL ID:201002240086315479   整理番号:10A0605221

有機リン系農薬の光転移: ヒドロキシルおよび炭酸ラジカルの役割

Phototransformation of selected organophosphorus pesticides: Roles of hydroxyl and carbonate radicals
著者 (2件):
資料名:
巻: 44  号: 12  ページ: 3585-3594  発行年: 2010年06月 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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2種の有機リン系農薬,パラチオンおよびクロルピリホスの水溶液中におけるヒドロキシルラジカルおよび炭酸ラジカルによる光転移を研究した。過酸化水素の添加により両農薬のUV分解速度が増加して,データを動力学モデリングによりシミュレートした。パラチオンおよびクロルピリホスのヒドロキシルラジカルによる2次反応速度定数は,それぞれ9.7±0.5×109および4.9±0.1×109 M-1 s-1であった。重炭酸/炭酸イオンが存在すると,ヒドロキシルラジカルの捕捉により農薬分解速度を低下したが,炭酸ラジカルの生成により農薬分解に寄与して2次反応速度定数はパラチオンおよびクロルピリホスでそれぞれ2.8±0.2×106および8.8±0.4×106 M-1 s-1であった。UV/H2O2処理系における重炭酸イオンの2元的役割,すなわちヒドロキシルラジカルの捕捉と炭酸ラジカルの生成を動力学モデルによるシミュレーションを使って研究して考察した。環境下での重炭酸/炭酸濃度における炭酸ラジカルによる農薬変換は農薬の環境動態の一因となっていることを示して,UV/H2O2処理系における両農薬の一般的光転移動力学を再形成した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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農薬  ,  害虫に対する農薬  ,  光化学反応 
タイトルに関連する用語 (5件):
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