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J-GLOBAL ID:201002240112059982   整理番号:10A0315056

リガンドに選択されるシグナル伝達の偏りに寄与するM2ムスカリン性アセチルコリン受容体におけるオルトステリックとアロステリックの突然変異を同定

Identification of Orthosteric and Allosteric Site Mutations in M2 Muscarinic Acetylcholine Receptors That Contribute to Ligand-selective Signaling Bias
著者 (5件):
資料名:
巻: 285  号: 10  ページ: 7459-7474  発行年: 2010年03月05日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ムスカリン性アセチルコリン受容体には,アセチルコリン結合部位(オルトステリック部位)の他にアロステリック部位があるので,その部位とリガンドを検討した。オルトステリック部位である膜貫通ヘリックス3と6(TM3とTM6),アロステリック部位であるTM2上部,細胞外ループ2(E2ループ),TM7上部をそれぞれ変異し,様々なアゴニストの結合への影響を調べた。その結果,アゴニストは4種類に分類できた。アロステリック部位の変異は,77-LH-28-1以外の検査した全てのアゴニストの結合に影響しなかったが,E2ループでの変異はオルトステリックと新規の各アゴニストの効率に影響したので,E2ループは活性化状態の調節に関与していた。オルトステリック部位でのY104A変異とアロステリック部位でのY177A変異は,リガンド選択的およびシグナル伝達系選択的な効果を示したので,各シグナル伝達系に特異的な立体配座が示唆された。分子モデリングによれば,77-LH-28-1とデスメチルクロザピンの結合時の立体配座は新規であり,オルトステリックとアロステリックの両方で効くと推定された。
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分類 (2件):
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細胞膜の受容体  ,  副交感神経作用薬の基礎研究 
物質索引 (9件):
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