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J-GLOBAL ID:201002240118191572   整理番号:10A0954923

AIDS保護性のHLA-B*27/B*57とチンパンジーのMHCクラスI分子はHIV1/SIVcpzの類似の保存された領域を標的とする

AIDS-protective HLA-B*27/B*57 and chimpanzee MHC class I molecules target analogous conserved areas of HIV-1/SIVcpz
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巻: 107  号: 34  ページ: 15175-15180  発行年: 2010年08月24日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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HIV1感染患者の少数に存在する長期未発症患者は特定のHLA-B*27/B*57の存在と強く関連し,MHCクラスIがHIV1複製を制御する機能が報告されている。また,HIV1に感染したチンパンジーもAIDSを発病しないが,これはMHCクラスIに影響を与える選択的スウィープによるものと考えられている。本研究は,この選択的スウィープがHIV1/SIVcpzにより生じたものであるかを調査するため,チンパンジーのMHCクラスI分子のペプチド結合特性を決定した。その結果,HLA-B*27/B*57分子と同様,チンパンジーのMHCクラスI分子はHIV1/SIVcpzのGag蛋白質の保存領域を標的とするものであることが示された。このGag蛋白質に対する獲得免疫はウイルス複製の制御に重要な役割を有するものと考えられ,細胞性免疫反応のデータもペプチド結合研究から得られた情報を裏付けるものであった。以上より,チンパンジーのMHCレパートリーはレンチウイルス流行により選択的スウィープを生じたことを示唆し,HIV1/SIVcpzのGag蛋白質の類似の保存された領域に結合することができることを証明した。
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分類 (2件):
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感染免疫  ,  進化論一般 

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