抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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耐火合金の重要成分であるCrの高温での酸化および窒化挙動を詳細に調べた。純CrおよびCr
2O
3圧粉体を用い,熱重量測定装置を用いて反応試験を実施した。反応条件は純Crについては,1300°Cにおいて80%N
2-20%O
2通流20h,純N
212h,純O
220h,冷却後N
2中で1300°C12hの再加熱であった。Cr
2O
3については,1100,1200および1300°C大気中において重量変化を調べた。これらの実験から,純Crは大気あるいは酸素中において急速に酸化クロムを形成し,成長に伴う圧縮応力がスケールの破損の原因となることを見出した。この酸化膜の破損時に窒化クロムが形成することも分かった。Cr
2O
3のCrO
3への変化も観察されたが,Crの酸化に較べて低いものであることが分かった。