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J-GLOBAL ID:201002240122146018   整理番号:10A0732883

背景騒音中の音声了解度に対する基本振動数輪郭操作の影響

The effects of fundamental frequency contour manipulations on speech intelligibility in background noise
著者 (3件):
資料名:
巻: 128  号:ページ: 435  発行年: 2010年07月 
JST資料番号: C0249A  ISSN: 0001-4966  CODEN: JASMAN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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以前の研究によって,平坦化あるいは逆転基本周波数(F0)輪郭を持つ音声はF0が自然な変動をするF0より理解し難いことが実証されている。本研究の目的は,F0操作が背景騒音中の音声了解度にどのような影響を与えるか,さらに研究することである。騒音中の音声認識を次のF0輪郭を持つ文章について計測した。すなわち,非修正,中間平坦化,自然ではあるが誇張,逆転および背景騒音の中で母音が知覚的に顕著になることが示されている速度,すなわち2.5と5.0Hzの速度で正弦波的に周波数を変調した輪郭である。5人の話者が180の音刺激文章を発声し,各F0輪郭条件当り30のそれぞれの文章とした。F0輪郭の平坦化あるいは誇張によってキーとなる単語の認識成績は自然発生音声に比べ13%低減した。F0の逆転あるいは正弦波状周波数変調によって,典型的な発声による音声に比べ成績が23%低減した。これらの結果は,言語学的に正しくない,あるいは誤りを導くようなキューは,言語学的に中立のキューよりも音声理解に対する有害な影響が大きいとする意見を裏付けるものである。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
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分類 (1件):
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