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J-GLOBAL ID:201002240145054080   整理番号:10A1754791

秋田県のリンゴ園における合成ピレスロイド系殺虫剤感受性が低下したケナガカブリダニの発生

Occurrence of Pyrethroid-Resistant Individuals of the Indigenous Predatory Mite, Neoseiulus womersleyi (Schicha) (Acari: Phytoseiidae), in Apple Orchards of Akita Prefecture in Northern Japan
著者 (1件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 208-211 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: F0918A  ISSN: 0021-4914  CODEN: NIPTAR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ケナガカブリダニはハダニ類の土着天敵であるが,殺ダニ剤に対する感受性が高く,農薬散布との併用が難しかった。しかし,チャ農園において殺ダニ剤に対する抵抗性を持つ個体群を利用したハダニの防除が行われている。リンゴ園では合成ピレスロイド剤(合成ピレ剤)の使用により防除への使用が困難になったが,一部でケナガカブリダニが観察された。ケナガカブリダニの合成ピレ剤に対する感受性の低下が考えられたため,合成ピレ剤で防除が行われるリンゴ園での発生消長を調べた。また,慣行防除が行われる県内のリンゴ園から集めた個体群の感受性も調査した。その結果,ケナガカブリダニは合成ピレ剤が連続散布されていても7~8月には発生し,ナミハダニの増加とともに個体数を増加させた。死虫率は1989年に採取した個体群では100%であったが,2006年に採取した個体群の死虫率は最高でも32%と低下しており,常用濃度に浸漬しても生存していた。
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分類 (3件):
分類
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昆虫・ダニによる植物被害  ,  害虫に対する農薬  ,  果樹 
引用文献 (18件):
  • Abbott, W. S. (1925) J. Econ. Entomol. 18: 265–276.
  • 天野 洋 (1999) 日本ダニ学会誌 8(1): 1–7. [Amano, H. (1999) J. Acarol. Soc. Jpn. 8(1): 1–7.]
  • Amano, H., Y. Ishii and Y. Kobori (2004) J. Acarol. Soc. Jpn. 13(1): 65–70.
  • 舟山 健 (1999) 秋果試研報 26: 1–13. [Funayama, K. (1999) Bull. Akita Fruit-Tree Exp. Stn. 26: 1–13.]
  • 舟山 健 (2000) 北日本病虫研報 51: 256–260. [Funayama, K. (2000) Ann. Rep. Plant Prot. North Japan 51: 256–260.]
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