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J-GLOBAL ID：201002240160625566   整理番号：10A0769885

高性能電池と材料 有機薄膜太陽電池の現状と将来展望(後編)

著者 (1件)： 吉川整 (京大 エネルギー理工学研)
資料名： ポリファイル  (Polyfile)
巻： 47  号： 7  ページ： 58-61  発行年： 2010年07月10日 
JST資料番号： S0870A  ISSN： 0910-2175  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 次世代太陽電池として有機薄膜太陽電池(OPV)が期待されている。OPVについての解説の後編であり,ここではOPVの課題,高効率化への道筋,新規活性層用半導体材料の開発,ホール輸送層(HTL)・電子輸送層の開発,安全性の確保,将来展望について解説した。OPVは安価で資源的制約がない,真空蒸着/昇華法や溶液キャスト法などで容易に薄膜を形成できる,高い吸光係数を示すなど,光電気変換材料として有力である。共役したπ電子系をもつ分子が使用され,その薄膜がn型とp型の半導体として検討されている。n型とp型の半導体開発の現状,新たなHTL・電子輸送層の開発について詳しく解説した。NEDOの次世代OPVの目標は12%のセル効率であり,現状からはさらに4%以上の効率向上が必要である。

シソーラス用語： *太陽電池 ,  開発 ,  エネルギー変換効率 ,  N型半導体 ,  P型半導体 ,  安全性 ,  予測 ,  吸収係数 ,  π電子 ,  薄膜
準シソーラス用語： 開発動向 ,  吸光係数 ,  将来展望 ,  発電効率 ,  *有機薄膜太陽電池

分類 (1件)： 太陽電池  (NC03084O)

タイトルに関連する用語 (5件)： 高性能 ,  電池 ,  有機薄膜太陽電池 ,  現状 ,  将来展望