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J-GLOBAL ID:201002240217061940   整理番号:10A0086730

プラント水処理における脱ヒドラジンの取り組み〈代替技術による環境保全・プラント信頼性向上・コスト低減への貢献〉

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巻: 52  号:ページ: 1-5  発行年: 2010年02月01日 
JST資料番号: G0858A  ISSN: 0385-9894  CODEN: HAGIB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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火力発電プラントで金属腐食防止に用いられてきたヒドラジンからより安全な代替物質への転換が進んでいる現況について紹介した。ヒドラジンは,腐食原因となる水中の溶存酸素の除去作用がある。近年,化学物質に対する国際的な取組みの強化に伴い,ヒドラジンの使用を中止するケースが多い。脱ヒドラジン水処理を適用することにより,環境への負荷低減と労働環境向上,スケール付着低減,配管減肉低下,起動時間短縮・節水などが期待できる。脱ヒドラジン水処理方法として,代替薬品,酸素処理,酸化型揮発性物質処理がある。代替薬品として,国内ボイラプラントにおいてカルボヒドラジドなどの実績がある。酸素処理(CWT)は,微量の酸素を供給することにより,内面スケールの表面にはヘマタイトが生成し,錆止め効果により,鉄の溶出とスケールとしての付着を著しく低減することができる。酸化型揮発性物質処理(AVT)はアンモニア単独の水処理方法であり,pHを高くするHigh-AVTは鉄の溶解度を減少させる効果から流れ加速腐食による配管減肉対策として注目される。
シソーラス用語:
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分類 (2件):
分類
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防食  ,  芳香族単環ヒドロキシルアミン及びヒドラジンその他の芳香族単環多窒素直結化合物 
物質索引 (1件):
物質索引
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