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J-GLOBAL ID：201002240222515959   整理番号：10A0984652

ガラス線量計及びESRドシメトリーを用いるγ線照射装置の時間依存検量線作成

Depiction of Time-dependent Calibration Curve for γ-Ray Irradiater Using Radiophotoluminescence and ESR Dosimetry

著者 (4件)： 中島暉 (宮崎大) ,  長田栄二 (宮崎大) ,  松田恵美子 (宮崎大) ,  松田達郎 (宮崎大)
資料名： Memoirs of the Faculty of Engineering, University of Miyazaki  (Memoirs of the Faculty of Engineering, University of Miyazaki)
号： 39  ページ： 35-41  発行年： 2010年09月30日 
JST資料番号： G0471A  ISSN： 0540-4924  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： γ線照射装置の照射線量における,安価で,保管・管理が容易な検量線作成を検討した。ESRドシメトリー法で,L-α-アラニンについて蛍光ガラス線量計(RDPL)で較正し,0~500Gyの線量域でγ線照射装置の時間依存検量線を作成した。RDPLの測定において,照射線量は38Gyまで直線的に増加し,38Gy以上では,直線から上方へ外れた。L-α-アラニンのESR信号強度は0~500Gyの範囲で直線性を示した。マイクロ波出力を可変して測定したL-α-アラニンのESR信号強度は飽和するけれども,時間依存検量線は各マイクロ波出力値(<5mw)で直線性を示した。これらの結果から,38GyまでGRDで較正したL-α-アラニンを用いたESRドシメトリー法で時間依存検量線を作成することによって,0~500Gyの範囲のγ線照射量を簡便に且つ安価に計測することができた。

シソーラス用語： *線量計 ,  *ESR【磁気共鳴】 ,  照射線量 ,  *検量線 ,  蛍光 ,  *キャリブレーション ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  第一アミン
準シソーラス用語： *ガラス線量計

分類 (1件)： 線量計測・計測器  (AD08050Q)

物質索引 (1件)： L-α-アラニン

タイトルに関連する用語 (7件)： ガラス線量計 ,  ESR ,  ドシメトリー ,  γ線 ,  照射装置 ,  時間依存 ,  検量線