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J-GLOBAL ID：201002240269810894   整理番号：10A0308310

脱水ストレス中のアワ(Setaria italica L.)において異なって発現する遺伝子の比較トランスクリプトソーム分析

Comparative transcriptome analysis of differentially expressed genes in foxtail millet (Setaria italica L.) during dehydration stress

著者 (3件)： LATA Charu (National Inst. of Plant Genome Res., Aruna Asaf Ali Marg, New Delhi 110 067, IND) ,  SAHU Pranav Pankaj (National Inst. of Plant Genome Res., Aruna Asaf Ali Marg, New Delhi 110 067, IND) ,  PRASAD Manoj (National Inst. of Plant Genome Res., Aruna Asaf Ali Marg, New Delhi 110 067, IND)
資料名： Biochemical and Biophysical Research Communications  (Biochemical and Biophysical Research Communications)
巻： 393  号： 4  ページ： 720-727  発行年： 2010年03月19日 
JST資料番号： B0118A  ISSN： 0006-291X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 脱水ストレスは,作物生育および生産性に有害に影響する,最も重要な非生物ストレスの一つである。旱魃耐性作物,アワ(Setaria italica L.)の脱水ストレス耐性の基になる分子機構を明らかにする目的で,脱水ストレスの2時点(初期と後期)でトランスクリプトソーム変化を検討した。2種類の抑制差ハイブリダイゼーション(SSH)前進ライブラリーを,0.5と6時間PEG誘導脱水ストレス時に耐性cv. Prasadの21日齢苗木から作製した。全部で327の特異なESTを,両ライブラリーから同定し,それらの推定される機能に従い,11種類の異なるカテゴリーに分類した。脱水ストレスに対する植物の反応は,複雑であり,多くの転写物は,代謝,ストレス,シグナリング,転写調節,翻訳および蛋白質分解に関わった。逆ノーザン(RN)法により,327の転写物の異なる発現パターンを同定し,その中の86(約26%)は,≧1.7倍の誘導を示した。更に,得られた結果を,定量的リアルタイムPCR(qRT-PCR)により検証し,脱水ストレスによりcv. Prasad (耐性)とcv. Lepakshi (感受性)の間で無作為に選別した9倍アップレギュレートされた転写物(≧2.5倍誘導)の比較発現プロファイルを得た。これら転写物は,qRT-PCRにより分析し,ストレス処理の異なる時間帯で両栽培品種の異なる発現パターンを示した。同定した転写物と脱水耐性機構との可能な関係を,考察した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *アワ ,  耐干性 ,  分子ハイブリダイゼーション ,  苗木 ,  PCR法 ,  品種差 ,  リアルタイムPCR法
準シソーラス用語： *脱水ストレス ,  qRT-PCR法 ,  *Setaria italica ,  *トランスクリプトソーム ,  実時間PCR法

分類 (2件)： 遺伝子発現  (EC02040Q) ,  植物の生化学  (EH01050J)

タイトルに関連する用語 (6件)： 脱水ストレス ,  アワ ,  Setaria ,  発現 ,  遺伝子 ,  分析