文献

J-GLOBAL ID：201002240327160013   整理番号：10A0325769

マセラルおよび硫化物の初期形成の実験研究

Experimental Study of Early Formation Processes of Macerals and Sulfides

著者 (5件)： SUN Yuzhuang (Hebei Univ. Engineering, Hebei, CHN) ,  QIN Shenjun (Hebei Univ. Engineering, Hebei, CHN) ,  QIN Shenjun (China Univ. Mining and Technol., Beijing, CHN) ,  ZHAO Cunliang (Hebei Univ. Engineering, Hebei, CHN) ,  KALKREUTH W. (UFRGS, BRA)
資料名： Energy & Fuels  (Energy & Fuels)
巻： 24  号： Jan/Feb  ページ： 1124-1128  発行年： 2010年01月 
JST資料番号： E0805B  ISSN： 0887-0624  CODEN： ENFUEM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 石炭の起源,形成に関していろいろな研究が行われている。本論文では植物部位から人工泥炭まで,マセラルや硫化物の初期形成をシミュレーションする実験を行った。また硫化物の形成といろいろな元素や化合物による触媒効果も考慮した。有機物として針葉樹を使用し,石膏,各種金属および各種塩類を触媒として考慮し,これらの組合せをいろいろに変えて12サンプルを準備した。サンプルは2002年8月から4年間,恒温箱によって80°Cに維持し,この間,毎年有機物の変化を顕微鏡で観察した。これらの結果から,リプチナイト,ヒューミナイトなどのマセラルは1年未満の短時間で形成されることがわかった。またいくつかのフラムボイダル硫化物も1年未満で形成し,一部の結晶硫化物も2年未満で発生した。全体としてマセラルや硫化物の形成が従来報告されているより短期間で行われることが分かった。油の生成も堆積後短時間で行われるなどの結果を明らかにした。

シソーラス用語： *石炭化作用 ,  マセラル ,  硫化物 ,  成因 ,  シミュレーション ,  実験 ,  植物 ,  泥炭 ,  針葉樹 ,  触媒 ,  恒温装置 ,  観測
準シソーラス用語： 長期観測

分類 (1件)： 岩石圏の地球化学一般  (DD01041C)

タイトルに関連する用語 (5件)： マセラル ,  硫化物 ,  初期 ,  実験 ,  研究