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J-GLOBAL ID:201002240334313879   整理番号:10A1153467

韓国の二つの廃鉱敷地内の土によるヒ素の化学減毒

Chemical attenuation of arsenic by soils across two abandoned mine sites in Korea
著者 (4件):
資料名:
巻: 81  号:ページ: 1124-1130  発行年: 2010年11月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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廃鉱敷地から採取した土によるAsの化学減毒の評価をした。鉱山の影響を受けている地域から採取したAs汚染土を含む数種の土試料および鉱山の敷地から下り勾配のAsを含まない土を,廃鉱の敷地全域から採取した。溶脱と吸着の実験を回分条件と一次元の水流条件で行った。10mmol/lのCaCl2水溶液を用いての,6種のAs汚染土での10段階の逐次溶脱実験による累加As質量は,土中に存在する総Asの1%未満であり,汚染土中のAsは土粒子表面に強く吸着されていて,Asの潜在的な長期汚染源としての役目をする可能性があることを示していた。Asのない土によるAsの吸着は明らかに非線形であって,Freundlich Nの値(収着非線形性)は0.56~0.87の範囲であった。さまざまな形態のFe/Al酸化物とpHを結びつけて考えることによって,鉱山の土の中の総As含有量とアルシンのない土の濃度固有吸着係数との両方がもっとも良く説明された。As汚染土の破過曲線(BTCs)では,(初期フラッシュと呼ばれる)初期高As濃度が観測されて,そして,このフラッシュ輸出(曲線)はわずかな細孔容積量の排水後に平らになった。鉱山の土の上に清浄な下り勾配の土が重なっている状態の層状土から得られたBTCsでは,見かけの測定可能なAsは抑制されて,水流系においては土によるAsの減毒が有効であることを示していた。また,流れの遮断中におけるAs濃度に見られた摂動は,流れている水によるAsの溶脱/減毒が非平衡条件で起きることを裏付けている。回分式溶脱/吸着実験とカラム排水実験の両方からの結果は,鉱山の土からのAsの溶脱は限られた割合であり,そして土からのAsの溶脱リスクは,下り勾配の清浄な土によって提供される吸着のような減毒機構によって緩和できることをしっかりと示していた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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鉱害  ,  重金属とその化合物一般 

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